新戦力は新鮮力になれ ビジネス談義#8
~~前回の続き~~
一方、完全な新戦力=新鮮力を求めての中途募集も少ないながらある。
これは会社側も、他社の血を交えて改革したいという気持ちを持っている。
また、欠員補充と異なり余裕を持った教育を施す事が出来る。
そしてそのスタンスは「自社の文化や歴史を知って欲しい」のだ。
その思いがあると言う事はつまり、自分の会社の文化や歴史が社会共通のものではないという事を本質的に理解している柔軟性がある。
だからこそ、基礎的な事をしっかり伝える。
往々にして風通しが良い事が多く、コミュニケーションも活発でお互いのバックグラウンドを理解し合える。
中途入職者は馴染みやすい反面、その個性や個別スキルを求められる。
元々、会社に無かった風を吹かせて欲しいというのが会社の願いだからだ。
今一度、中途採用市場というものについて会社、入職者それぞれ考えを深掘りして欲しい。
会社側は
会社と社会を混同しない事
教育の必要はある事
文化や歴史を伝える事
採用された側は
その求められるものが新たなスキルなのか、経営に関する視点なのか
同化(戦力穴埋め)を求められているのか
ここをお互いすり合わせていく事が問題解決の鍵だ。
勿論面接時にしっかり相互確認をやって欲しい。