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運ゲーを生き抜け!現代を上手く生きるサバイバル思考

”人生は運ゲー”
この言葉に対して「納得派」「否定派」にスパッと二分される。

それぞれの主張毎の人生背景には差があると思っている。

納得派の人の人生を振り返ると、大きな逆風やドン底を経験し、いくら努力しても突き破れなかった経験がある人物。
不条理な挫折もうんと味わった人だ。
今は大きな成功をしていても、それは過去のドン底経験が生み出したものである。

一方否定派は確かに努力はしてきた。しかし、ドン底と言える経験を味わった人は少ないのではないだろうか。
挫折は味わっても、不条理すぎる挫折では無かったタイプだ。

この2者の考え方において根本で異なる部分がある。
それは自分中心の視点で人生を辿ってきたか、どうかの違いである。

納得派は広い世界の中に自分を置いて、俯瞰で捉える。
否定派は自分中心に世界を広げて、努力と結果を結び付ける。

実際は大きな成功を収めた著名人も”運が良かった”と捉えている方が多い。
経営で有名な松下幸之助氏もそのような事を語っている。

私も人生を上手く生きるには”運”は必要と思っている。
不条理な挫折を若くして経験しているからだ。

だが、松下幸之助氏も、「運は大事だけれども、だからといって努力しないでいいという訳ではない」とも言った。

私は運も不運も存在する事を受け入れたその先にしか、大きな成功が待っていないと思う。

何故かというと、運を信じて努力する=自分と他人(周りの環境)を信じて努力する事に繋がると思うからだ。

努力は大切だが、良かった結果を全て自分の頑張りのおかげだ、というのは少々傲慢な気がする。

周りの環境も自分の人生に大きく影響する、という事を知ったのと知らないのでは発想のキャパが異なるのだ。

実際否定派の方は努力は怠らない一方で自分中心に世界を広げているのでその視野には偏りがある事が多い。
例えば新卒からずっと同じ会社で働き続け、一定方向の努力と結果を出してきたタイプ。
それ自体は素晴らしい事ではあるが、一つの会社の中でしか成功出来ない。
サラリーマンの完成系に多いと伺える。

だからこそ不条理な挫折を味わってもがいている人には心に留めて欲しい。
その経験を得たものにしか見えない世界もある。成功もある。

自分は今まで運が無かったから、今後も運が無いと決めつけて踏みとどまるのか。
それとも、今まで運が無かったから、今後はその分幸運がやってくる。と信じて、自分と周りの人物を信じて行動に移すのか。
結果は言わずとも知れているだろう。

運は行動が呼び起こす結果であり、行動しない所には”無”しかない。
”無”それは言い方を変えると”運が無い”という事だ。
だからこそ腐らずに、心の火は消さずに、こらえて前に進んで行って欲しい。
”運のある”人生を歩む為にも。

アカウント名変更しました:不撓不苦痛の煮卵⇒”歓喜将軍~不撓不屈のカニック砲”



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