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2025年度筑波大学情報学群知識情報・図書館学類推薦入試(合格体験記)

自分が受験する時に先輩方の合格体験記に助けられていたので私も誰かのお力になれればと思いこの記事を書いています。まさか受かるとは思っていなかったので受験全般諦めず挑戦する価値はあると思います。
忙しい人はまとめを最初に読んでください。
受験生頑張れ!


1.自己紹介

高校:長野県の私立中高一貫
文理:理系(物理) ※ただし理系科目は全て苦手
得意科目:国語,英語


2.推薦入試を受けるまで

小学生の頃にJAXAの見学に行き、長野出身の私にとってつくば市が程よい都会だったこともあり筑波大学に行きたいと考えるようになりました。またプログラミンが好きで情報学部に進学したかったのですが情報学部は最近人気のようで倍率が高く、一般入試だけでは無理だと思い総合型選抜と推薦を受けることにしました。

軽く不合格体験記なのですが、私は推薦入試の前にメディア創成のAC入試(総合型選抜)を受け落ちました。受かったらいいなぐらいの気持ちでしたがそれなりに病み「もう志望理由書は嫌だ、面接は嫌だ」と推薦入試に挑戦する気を失っていました。ただ夏のオープンキャンパスで知った知識情報・図書館学類の推薦入試が40人定員で試験科目も得意な国語,英語だったことを思い出し、筑波大学はもう諦めろモードの担任を説得し出願させていただきました。
どの選抜でも次の手を考えてチャンスを増やすとワンチャンあるかも。


3.ビブリオバトル

紹介する本のジャンルは何でもいいです。先輩の中にはラノベで受かった人もいるそうですし、私はロボットアニメの映画ノベライズで受かりました。大切なのはその本の魅力を引き出し読んでみたいと思わせる紹介をすることです。セリフの引用、好きなシーンの熱弁でも何でもいいです。きゃぴきゃぴして本の魅力を語りつくしてください。私の原稿をここに貼ってもいいのですがシンプルに身バレが怖いので欲しい方はTwitter来てください。さらにビブリオバトルでは人の紹介を聞き質問しなければなりません。しかも発表者がヘボい紹介をしたとしても本の魅力を引き出すような質問をその場で考えなくてはいけません。自分の発表と並行して発表者に質問する練習もするといいと思います。

私はビブリオバトル未経験だったのでYouTubeのビブリオバトル優勝者の動画をたくさん観ました。話し方が思ったよりゆっくりとか、発表の初めに質問を持ってくる人が多いとか学べることは多いです。また、実際のビブリオバトルをするのは難しかったので、先生に発表してきつい質問を沢山浴びせてもらい、添削、また発表…のように話す機会だけは多く持ちました。本番いただいた質問は大体一度浴びせられたものだったので余裕をもって答えられました。

当日は原稿を見ないで行うので発表の軸だけは暗記した方が気持ちが楽です。私は前日のホテルで必死に覚えた原稿が飛び7割その場で考えて発表しました。


4.小論文

国語と英語の問題文を読み質問に答える小論文です。国語は共テ第三問強化版みたいな感じで英語は簡単な数学のような内容も出題されます。時間が不足した受験者もかなりいたようなので演習は沢山しましょう。私は5年分ぐらい解きました。知識情報・図書館学類の推薦入試の過去問は模範解答が無い場合があるので先生に協力してもらうといいかもしれません。直近の過去問は大学のホームページには解答だけ、赤本には問題だけ載ってるはずなので2つとも活用してみてください。

難易度はそこまで高くないです。国語は共テレベルの文章が読めれば余裕ですし、英語の方は私の英検2級程度の英語力でも読みやすい文章でした。ただ侮って解くと絶対に時間が足りません。必要な情報を把握しつつ時間配分に気を付けて解いていく練習は必要かと思います。国語はグラフを客観的に読み取り記述、自分の考えを述べるといった作文があり日ごろから文章を書く練習をしていると抵抗感が無くなっていくと思います。英語は落ち着いて読めるだけの英語力と、万が一読み取れなかったときに何とか良さげな文章を書けるぐらいの対応力があると安心です。英語の作文も日本語で書きます。


5.志望理由書

受けると決めたらまず書くべきです。志望理由や興味のあることを整理することができるのでビブリオバトルに活かすことができると思います。また、志望理由書なんかに時間を費やす暇はないです。とっとと終わらせて過去問を解くなりビブリオバトルするなりした方がいいです。
志望理由書添付しておくので参考にしたい方はどうぞ。


6.試験当日

この記事を読んでいて推薦受けよっかなと少しでも考えている方は今すぐ宿を予約してください。試験日のつくば駅周辺はホテルの空きなんかありません。私の時は9月時点で普通の部屋が満室でお高いダブルベットの部屋に1人で泊まりました。高い割に素泊まりでしたが自分の好きなものを食べれるだけ食べれたので胃の負担は軽かったです。また行きのTXやホテルで周りの人がみんな敵に見えるかもしれませんが「私が筑波のてっぺんだ」ぐらいのマインドで受験すれば何とかなります。

長野県民なので当日の朝の寒さなんて余裕でした。ただ試験室に半袖の人がいてちょっと敗北感がありました。それから2025年度の知識情報・図書館学類の推薦入試は倍率が前年度より跳ね上がってますよね。たしか2024度は1.6倍ぐらいだった気がしますが、会場に着いたら40人定員の入試で受験者が96人、2倍超えていることを試験前に悟りました。死ぬかと思いました。

試験室には時計が無いので腕時計を忘れずに持参しましょう。トイレも少ないので心配な人は早めに行くのがおすすめです。部屋の温度は温かめなのであまり心配はいりません。

ビブリオバトルは12:00開始のグループもいれば16:00開始のグループもいます。大学に送る書類を早く出すほど早く解放されます。早く終わらせて観光したい人は郵便ガチ勢になってくださいね。私は一番早いグループでした。帰りの電車では同じグループの子と仲良くなり入学式で会おうねとベタなやり取りをして解散しました。そして滅多に来れない東京で観光し帰宅しました。

7.まとめ

・受けると決めたらまず宿予約
・ビブリオバトルは発表も質問も練習
・過去問は時間を意識して解く
・志望理由書に時間かけない
・腕時計を忘れない
・宿予約

何かありましたら気軽にTwitterに来てください。DM開放してあるのでffじゃなくてもやり取りできると思います。
@nw_0217

拙い文章を読んでいただきありがとうございました。受験生の皆さんが行きたい大学に行けることを心より願っております。

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