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10月も終わり、物思いに耽るブス。

10月もあっという間に終わってしまいました。
お仕事の行き帰りくらいだったけれど
金木犀のお花を愛でて香りもしっかり堪能したし
職場と自宅の往復と、たまにお出かけして
体調も崩さず乗り切った!と思います。

去年の今頃は、同じように金木犀の香りを横目に
自転車で疾走しながら訪問介護でまわっていて
でもその時に利用者様として接していた人達は
もうほとんどこの世には居なくて。
そんなことも含めてここ半月は考える事が多くありました。

結局、自分のことしか考えていない人は
こちらの気持ちや都合なんて考えてないし
「忘れてた」「忙しかった」で蔑ろにしても何とも思わない。

こちらを向いていない人に手を振っても見えないし
そういう人にはどんなに手を差し伸べても
「欲しいのはこの手じゃない」と平気で撥ねつける。

ものすごくナチュラルに「あの人はもっとこうだった」
「あの人みたいじゃないんだね」「他の女の子を見習え」
「努力が足りないんじゃないの?」と言うけれど
自分と他人を比べられてもその人にはなれないし
どんな風に、どれだけ努力しているかは誰にもわからないし
わたしと向き合う気がない人に歩み寄っても意味がない。

わたしはわたし、他人は他人。
そうやって強く割り切れたら良いのだけれど
自分の容姿や美醜って、昔からそこばかりを比較されて
わたしには年月をかけて深く澱のように積もった問題で
もう壊れ過ぎてて粉々で、直しようがなくて
触ると傷がついて、また大きく抉れるだけなんです。

忘れた頃に思い起こすようなことが起きるから
そのたびに「普通じゃなくてごめんなさい」
「可愛くなくてごめんなさい」「女らしくなくてごめんなさい」
「痩せてなくてごめんなさい」「小さくなくてごめんなさい」
「ブスでごめんなさい」「努力が足りなくてごめんなさい」
「こんな見た目と顔で生きててごめんなさい」って思うけど
きっと言わなければ誰もわからないだろうから。

生まれ持った遺伝子は変えることはできないし
職場の人は「キレイね」「美人ね」って言ってくれる(笑)
「疲れた顔を見せないでいつもニコニコしてくれるのはあなただけ」
「いつも楽しそうに働いている姿を見るとこっちも嬉しい」
「どんな時でも大丈夫!と言ってくれるのはあなただけ」
って言ってくれるし
ブスだから蔑ろにされても仕方ないなんて諦められないし。

11月も健康に気をつけて
申し訳ないけど生きててごめんなさいと思いながら
大人しく強く自分と大切な人を大切にする1ヶ月にしよう。

#10月 #金木犀 #october


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