現代社会2
人は努力することが嫌いである。
だから汗をかかずに、なるべく良い思いをして生きていきたい。
だからこそ、他人に対して平気で文句を言うし、変化を起こそうとしている人に対して強く当たり、口だけは達者になるのが現代の傾向であろう。
その中で、矢印を自分に向け、日々自分と向き合い、自分の内面を変えようとしている人は何人いるのだろうか。
人を批判する資格のない人が、平気で批判をし、頑張っている人が謝らならければならないという構図。
しかし適者生存で、必ず時代は淘汰され、そのような人々は生き残れなくなっていくだろう。
環境が一新しても、自分の実力でなんとか生き延びることができるレベルまで達するには、まだまだ様々な能力がいる。
他者に対して文句を言うのなら、自分もそのことについて完璧でなければならない気がする。