自己主張
普段の仕事生活では相手に配慮し円滑に物事が進むよう気をつけている人が多い中で、なぜ、大きな準備を一斉でやろうとすると、教員間でぶつかりが多くなるのか。
状況を紐解いていくと、それぞれの教員がみんな、自分のやり方でやろうとしている。結果的に辿り着くゴールは同じなのだが、過程が違うからこそ、相手を動かそうとした時に、各々のやり方をお互いに通そうとするため、衝突が生じる。
では、一体どうすればよいのか。
答えは簡単で、承認すること。
言い換えれば、相手の言う通り、思う通りに一通り動いてみること。
年齢も違う中で、パワーバランスが傾いているのに、この時だけお互いが相手を動かそうとしている。
全ての職員ができる人だと思われたい、なるべく良いように見られたいと無意識のうちに思うからこそ、こう言ったことが起こるのである。
こういう場合の優しさは、相手に指示を出すことではなく、むしろ相手の言うことを聞いてあげることなのである。
困っている人は、必ず質問をしてくるはずだ。