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産後クライシスの次に立ちはだかっていた、クオーターライフ・クライシスの話。
みなさん、おはようございます。
自分に優しくなれる朝ノートと
自分に優しい朝ごはんレシピをお届けしている
りけこです。
産後クライシスっていう言葉は、ここ最近結構普及してきてますよね。
私は数年前、産後クライシスにどっぷり浸かって「さてさて、そろそろ前を向いて暮らしていこうか」と思っていた矢先、
「自分とは…」「本当にやりたいことって…」と迷走期に入り、「おやおや私どうしちゃったの?」と思っていたのですが、この現象がどうやらこれが『クオーターライフ・クライシス』だったということを最近知りました。
とある研究では、
25~33歳の75%がクォーターライフクライシスを経験しているということがわかっているそうです。
大半が経験している割に、この言葉自体あまり知られてないですよね。
「わたしだけじゃなかったのか。むしろ普通のことだったのか」
と謎にホッと。
(病名が分かったら安心するタイプ)
ってことで、
今日の朝ノートではわたしの『クオーターライフ・クライシス』について話しつつ、記事のさいごでは最近はまっている焼き芋のつくりかたをご紹介したいと思います。
『クオーターライフ・クライシス』とは
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そうそう。
そうなんですよね。
30代に入り、ぼんやりと「人生、生き方」そんな壮大なことを悩み考えることが増えました。
就活のときこそ真剣に考えるべきなんだろうけど、わたしの場合は深く考えず就職して自分についてちゃんと考えてこなかったから、そのツケが回ってきたんか…って思ってたんですが。どうやら、SNSが発達して他者と自分を比較することが増えると、このクライシスに陥るそうです。
なるほど納得です。
それでは次に、わたしのクライシス歴を振り返りつつ考えてみたいと思います。
30代1児の母のクオーターライフ・クライシスの経緯
①クオーターライフ・クライシス突入期
この時期は、『仕事や恋愛によって閉じ込められた感覚』になるそうです。
わたしの場合は、育休期間に発動しました。
会社員の時との暮らしのギャップ。
ストレスまみれの会社員時代と比べて、育休生活が平和すぎました。
産後クライシスで夫婦仲のストレスは尽きなかったけど、子供と公園に行ったり家でぼ〜っと遊んだり。これまでとの真逆の暮らしに、会社員として今後も働くことが本当に自分にとって幸せなのかをボンヤリと考えることが増えました。
②クオーターライフ・クライシスどっぷりハマり期
この時期は『今の状態から抜け出さねば』と思う時期だそうです。
わたしの場合は、漠然と不安感がつのり「人生変えたい」と毎日悶々と思ってました。
変わりたいけど、どう変わりたいかも分からない。
なので、過去記事でも紹介してますが、自分とは?を知りたくて自己分析しまくりました。
③クオーターライフ・クライシス行動期
次は、『自分を今までの状態に押し留めいていたものと決別する』そんな時期に入るそうです。
わたしの場合は自己分析・副業など小さな行動を積み重ねて『会社を辞める』という選択をします。
その後、一生ここで住むを決めていた大好きな関西を出て、今は家族で島で暮らして環境をガラッと変えました。
④クオーターライフ・クライシス再建期
『人生を再建するフェーズ』だそうです。
わたしは、仕事も住む場所もがらりと変え、1から人生をはじめることにしました。こう振り返ってみると、クオーターライフ・クライシスで定義づけられているステップ通り歩んでて少し面白いですね。笑
人生の再建期。私の場合は、仕事も暮らす場所も一気にリセットしたこともあり、この時期は人生がとっ散らかっていました。
『未来が真っ白』という状態。
仕事だと、ブログをやってみたり。転職活動で地元企業の面接を受けまくったり。SNS発信してみたり。一体自分はどこを目指していくのか?手探りでとにかく止まったら終わりだと思い行動しまくっていました。
結果的に、SNS発信が現段階ではしっくりきていて一旦は『レシピ発信者』というところに辿り着いています。
⑤クオーターライフ・クライシス最終形
さいごは『熱意をもって取り組める状態』になるそうです。
・・・これはどうんなんでしょうね…?
わたしの場合は、取り組んでみる→迷走→再建を繰り返している気がするな〜。
きっと、「これだ」というモノが見つかっても、時の経過とともに「これだ」ってものは変わると思うから結局このサイクルって永遠と続いていくんだろうなと思います。
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クオーターライフ・クライシスの乗り越える方法はあるのか?
ということでクオーターライフ・クライシスというものを論文内容をもとに振り返ってみました。
で、このクライシスって結局はどう乗り越えていくべきなんだろう?って疑問が残りますよね。近道やこれだっていう正解があれば楽なのに。調べてみましたが、やはりこれといった答えは見つかりませんでした。
なので、クオーターライフ・クライシスを絶賛取組中のわたしが、一旦の打開策を書いてみたいと思います。(ご参考までに。)
それは何かというと・・・
漠然とした願望の中から、ちょっとリアルな願望を見つける
っていうのがわたしの中でしっくりときています。
このクライシスって、
なんとなく人生変えたい感
なんとなく今の人生いやかも感
なんか気持ちがボンヤリと漠然としているんですよね。
だからこそ、
「会社員じゃなくもっと自由に仕事したい」
っていう漠然とした願望を、
わたしの場合、「パンを毎朝焼けるような暮らしをしたいな〜」っていうちょっとリアルなものとして掴んでいったことで、未来が少し切り開かれた感がありました。
乗り越え方の正解なんてないと思いますが…
壮大な目標を掲げてしまうと、現実とのギャップにしんどくなったり、それを達成している他人のSNS見ては羨ましくなったり、結局現状のままでいいやってなってしまうと思うんですよね。だから、日々の暮らしの中のちょっとした願望をコツコツ見つけるってことをしていきたいなと思います。
ねっとり甘い焼き芋のつくりかた
焼き芋って、加熱直後はそこまで甘くないんですが、熱がゆっくりと冷める過程で蜜がじわじわ出て、甘いさつまいもになるらしいです。
人生の中で多くの人が経験するクライシス。(=危機・難局)
もがいてあれやこれやと頑張ってるときは、これといった手応えがなくてもその後流れに身を任せているうちに、じっくりじわじわ何かしら変化が生まれることもあるよな〜なんてことを思いました。
一旦寝かせるっていう選択もよし。
さいつまいもって小腹が減った時に最高のおやつですよね。
おうち時間に、夕飯のあと1品にぜひ。
①さつまいもを洗う(水拭かなくてOK)
②オーブン170度で1時間加熱(予熱しなくてOK)
③加熱終了後、中が冷めるまで放置(1時間以上)
④フォークで数箇所穴を開けオーブンで再度30分加熱
冷めるまで放置して完成!
さつまいもは紅はるか、シルクスイートがおすすめです。
さいごに
ここまで読んでくださりありがとうございます。
このnoteは、みなさんとと一緒に、
暮らしをちょっと覗き込んでみる
ちょっと自分のことを見つめてみる
そして、
わたしも、読んでくださってるみなさんも
自分にもっと優しくなれたら良いな
という思いを込めて記事をお届けしています。
昨年、米粉おやつとこねない強力粉パンのレシピ本
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