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元気のやりくり



今日も朝からしんどい。昨日もしんどかった。明日もしんどいだろう。明日はもしかしたら今日以上にしんどいかもしれない。兎にも角にも元気が出ない。病気なのだから仕方がない、ということは頭では理解しているものの、この元気のなさには閉口する。できることが少なくて毎日とても不便だ。元気を増やすことができないのなら、使える元気をやりくりするしかない。

家事、仕事(お絵描き)、運動、遊び、勉強、やりたいこととやらなければならないことを書き出して、優先順位をつけてみる。Must、Need、Want、Hope、と分けてみるも、体力とつき合わせて考えてみると、Must以外は全部Hopeになってしまう。

中秋の名月を愛でようと、ゲームのハロウィンイベントにそわそわしようと、暑い日が続いていたうちはお絵描きがMustだったけれど、ついにこの順位を変える時が来てしまった。なんだか唐突に寒くなってきて、見て見ぬふりができなくなった。秋のMustと言えば、そう、衣替えだ。押し入れと対峙する時がやってきた。

押し入れをひっくり返すなら、モノを減らすチャンスだ。モノが減れば管理の手間が減る。やりくり上手はチャンスを見逃さない。使わないモノを片付けよう。モッタイナイの精神を発揮している場合ではないのだ。余分にモノを持ち続けることは、私の元気をモッタイナクすることになってしまう。ていねいな暮らしはお金と時間と体力のある人向けだと思う。私にそれらはない。ていねいにはやらない。ばっさりやってさっぱりするぞ。

モノを減らすと決めたものの、今の私にそんな一大事業を成し遂げることができるだろうか。募る不安。高まる緊張。着手前にまずは普段の生活のサポーターを用意して、少しでも心と時間に余裕を作ることが必要なのではないだろうか。作業効率をあげるもの。ちょっと元気が出るもの。例えば、そう、前から欲しかったキングジムのポメラ。ベッドの中で文章を書くときにiPhoneやiPadを使っているけれど、キーボードがあれば断然早いし体もラクだろう。それから、そう、体幹トレーニング用のバランスボード。ヨガさえしんどい今の私でも、ああ、きっと、あれなら。

というわけで、モノを減らすことを考えているうちにこれらのモノを増やしてしまった。新品のバランスボードでちょっといい汗をかいた後、ぐったりとベッドに横たわり、新品のポメラを膝に乗せてほくほくしながらこれを書いている。






最近のお写ん歩絵。

ヤノネボンテンカ
ムクゲ(八重咲き)
マリーゴールド
ハナトラノオ
ニラ
ホウキギク


ポメラ、とても良いです。書くの楽しいです。QRコードが便利です。もっと早く買えば良かった。ここにリンクを張りたいくらい良いです。張りたいな。やり方調べてみよう。

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