第３１回　その年の里帰りは・・・

前回のオカルト話で窓に映った変なのが見える話の
続きな感じになるんですが、記憶が朧気でいつの時
だったか、ある年の恒例里帰りが不思議体験
アンビリバボー状態だったことがあるんですよ。

始まりは首都高に乗ってすぐでした。
普段そんな素振りを見せない御袋様が突然
気持ちが悪いと言い出します。
そりゃ、大変！ と、急遽下道に降りて近くの
コンビニへと向かいます。

首都高を走りながら見るコンクリートジャングルを
毎年楽しみにしていた低学年小生は、ガックリ
きてましたが、逆に不安にさせられる事に
遭遇します。

心霊マニアなら誰でも知ってる、当時の
小生でも知ってた、あの悪名高い
青山トンネルを途中通ったんですよ！ 

御袋様がこんな状態でこんな所通っちゃって
大丈夫なのか！！？ って状況を把握している
小生だけが一人不安ＭＡＸだったのですが・・・

特に何も起きずトンネルを通過！
そして、御袋様が何事も無かったかの様に復活！
何でも、下道を走ってるうちに
気分が良くなったそうで、うん・・・一安心。

でも、これからきっと、不吉な事が・・・
起きずに無事、大好き御婆ちゃんの家に到着！

今年は海に連れて行ってくれるそうで、
一番兄貴分の小生が、泳達者な弟達を
波打ち際でしっかりと監視することにする。

そう、体育でソコソコの活躍を見せる小生も
ソコソコ泳げるけど、海は恐いんですもの！
そして、浮き輪を忘れたんですもの！

さあ、お待たせしました！
いえ、誰も待っていないのかも知れません！！
ここで不思議な事が起きるんです！

小生は、波打ち際で一人、有名な復活の呪文を
砂に向かって書き記していると・・・
全く油断していて、頭っから波を被って
しまったのでございます！
そろそろ帰るからって着替えてたのに・・・！

呆然としていると、凄い勢いで叔父ちゃんを
先頭に周りの身内が小生に駆け寄ってくる！！！

一体、小生の身に何が起きたのでしょうか？
思ったより長くなっちゃったんで
次回に続きます！ 有難う御座いました！
（音量にご注意ください！）
https://www.youtube.com/watch?v=NiBQd-0QewU