第34回 幕末を語りたくて 第5回
幕府の頼みの綱であった井伊直弼大老が
いなくなってしまい、幕府は最早有力諸藩から
ヤバいんじゃね? って感じで距離を取られる
状態に陥っていました。
その中でも長州藩は幕府は関係ねえ、と
オッパッピーモードに突入してしまいました。
孝明天皇
「いやあ、外人共が好きじゃないとは
言ったけどね、まさか長州の奴ら、大砲を
打ち込むとは思わないじゃん!」
「差し障りなく自分の国に返してくれれば
一番良かったんだよなぁ・・・。」
公家連中
「そりゃあ無理ですよ、外人共はハナから
日本を食い物にしたいんですから!」
孝明天皇
「ああ、醜い、醜い!! 人間の欲望とは
斯も悍ましきものなのか・・・。」
公家連中
「そんなこと言ってていいんですか?
好機とばかりに戦争が始まりますよ!」
「そんで、隣国さんのようにシャブ付けに
されて貴方の責任も問われますよ!」
孝明天皇
「・・・すぐに幕府に連絡して長州の
オッパッピー共を京から追い出すよう
伝えなさい!」
「これからは、開国の時代なのだよ諸君!」
公家連中
「・・・はい。」
(小生妄想茶番劇場)
ってことで、1863年に会津藩と薩摩藩が
中心となってクーデターを実行!
(八月十八日の政変)長州藩は三条実美ら
7人の急進派公家と共に
京から追放(七卿落ち)と相成ります。
そして、待っていました! 幕府方の
リーサルウェポン、京の治安維持のため
新選組が発足します。
翌1864年には、御所焼き討ちを謀議中
だった尊攘派浪士を一網打尽にした
池田屋事件で新選組の名は天下に轟きました。
この事件が呼び水となり、過激派に扇動された
長州藩は名誉回復を期して京へ
攻め上りましたが
(禁門の変、蛤御門の変とも言います。)
御所を守る会津藩・薩摩藩らの前に
敗れ去ることになります。
はてさて、期待の超新星、新選組の登場で
ここから幕府の快進撃が始まるのでしょうか!?
次回も宜しく見てやって下さい!
(有難う御座いました、音量にご注意ください!)