第86回 最恐の心霊スポット
二つの最恐スポット
最恐の心霊スポットなんて、その時々
人に寄りけりと移ろって行くモノだと思います。
ところがドッコイ、ドスコイ
昔から此処だけは
やめときなさいと
伝わる心霊スポットが二つあるんです。
有名な霊能力者と
呼ばれる方達からもお墨付きの
スポットで、オカルト好きな人は
知ってるかもしれません。
今回は、その一つ目
山梨県甲州市塩山一之瀬高橋にある
おいらん淵の話をしたいと思います。
国道411号(青梅街道)
旧道(現在は通行止)沿いの、甲州市と
北都留郡丹波山村の境にあって、地元では
銚子滝と呼ばれていて、おいらん淵の名は
戦国時代に起きたと
伝えられる悲劇に由来するとされています。
名門と謳われた武田家も
武田勝頼の死により滅亡するのですが
その甲州征伐の折、武田氏の
隠し金山と言われた
この黒川金山も閉山となりました。
金山の秘密が漏れることを危惧した
金山奉行、依田何某の主導で、鉱山労働者の
相手をするため遊廓にいた55人の遊女と
金山に従事した配下の武士を
皆殺しにする事を決め、酒宴の興にと称して
柳沢川の上に藤蔓で吊った宴台の上で
彼女らを舞わせ、舞っている間に蔓を切って
宴台もろとも淵に沈めて殺害しました。
(諸説あります!)
・・・うん、そりゃ、恨みも深いですよね。
現在は残念ながらおいらん淵に近づく事が
出来なくなってますが、小生は、肝試しとか
遊び半分じゃなく、慰霊という形で歴史的な現場を
訪れて見たかったんですよね。
通行止めになる前は、トレッキングやドライブ
ツーリング等で訪れる人も多く、晴れた昼間には
長閑な山岳路の雰囲気を
満喫することができたそうで
新緑の頃と紅葉の時期には絶好の
ドライブスポットだったそうです😥
さて、次回は、もう一つの最恐スポット
慰霊の森(現・森のしずく公園)の
話をしたいと思います、お楽しみに!
(有難う御座いました、音量にご注意ください!)