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22/7メンバー素描(凉花萌)

 凉花萌さん、ニックネームはもえちゃんです。京都出身の明るくかわいいメンバーで、担当キャラクターは“はんなり”という言葉が似合う神木みかみちゃんでした。初期メンバーは、あらかじめキャラクターが用意されていたことから、メンバーと担当キャラクターとで性格等かなり異なっていることが多かった中で、もえちゃんとみかみちゃんは共通点が多かったので、比較的素のままで演じられるキャラクターだったように思います。

神木みかみ

 そのもえちゃんが卒業して1か月半ほど経ちました。今頃は次の道に向かって邁進しているところでしょうか。あるいは、長年の活動の疲れを休めているところでしょうか。

 もえちゃんは2016年12月の最終オーディションに合格して加入した、初期メンバーの一人です。ただ、8人のキャラクターに対して11人の合格者を出したため、3人は最初担当キャラクターがなく、顔出しもCD表題曲の歌唱もできないなどと、不遇をかこつことになったメンバーの一人でした。
 元々あらかじめ用意された8人のキャラクターを担当する声優を選抜するためのオーディションだったと思われますから、特徴的な声質を持ったもえちゃんは、どのキャラクターの候補ともなりにくく、合格したのが謎という印象があります。あるいは、キャラクター同士の声質が被るのを避けるために、他の誰とも声質が被らない候補者が必要だったのかもしれません。でも結果的にはキャラクターの担当からは漏れてしまったわけです。

 担当キャラクターが決まってからは、『かわいい』を前面に出したライブパフォーマンスや、『異次元』と評されるバラエティーでの活躍など、独自の存在感を示していました。特にバラエティーでは、『計算中』での回答者の回答によって正解が変化する『みかみんクイズ』とか、『フォトしりとり』での『インコ』3連発とか、最近では『計算外』の『粘土しりとり』での『タビニイクヨウノクルマ』とか、数々の『異次元』の笑いを届けてくれました。
 それだけに卒業してしまうとナナニジのバラエティー面が弱くなってしまうのではないかとの危惧もありましたが、『計算外』の『粘土しりとり』ではえまっちゃの『ダンゴアメ』とか、まおすけの『マナツノアルパカ』とか、後輩メンバーの成長(?)を感じさせるものがあり、しっかり継承されている(?)ようです。

 しばらく前から英語の勉強に力を入れていたとのことですから、何か英語を使うようなことに取り組もうとしているのでしょうね。もえちゃんのことですから、どのような道に進んでも持ち前の明るさで盛り上げて行くことでしょう。
 ところで、卒業ライブで『次会うときは、ナナニジのライブで、もしかしたらあなたの隣にいるかもしれません』と言っていましたが、本当にそういうことをやるかもしれないと思わせるものがありますね。もし本当にそういうことがあったら、あまり騒がず、温かく見守りたいものです。

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