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22/7 Summer Live 2024-Act2

 去る8/29~8/31の3日間、22/7 Summer Live 2024-Act2-が『Magic School Days 〜夏の夜空と最後の魔法〜 』と題して開催されました。7月に開催されたAct1に続いて、3日目を配信にて視聴しました。

 キービジュアルを見れば誰もがそう思うように、舞台は海と思わせておいて、実は舞台は山で、山頂にある合宿所まで時間までに行くのが課題という予想を裏切る展開からスタートです。もっとも、りのちの『もしかしたらって期待してた人、絶対に居ますよ』に対して客席から『はーい』と声がかかっていましたけれど、実際そういう期待なり、予想なりしていた人は、ほとんどいなかったんじゃないですかね。22/7はそういうグループじゃないというのが共通認識かと思います。1st写真集『青春は割り切れない』には水着のカットはありましたが、水着を前面に押し出すという感じではありませんでしたし。

 さて、内容はAct1同様に舞台仕立てのライブといった形式でしたが、Act2はAct1に比べて、劇部分をより充実させたような印象を受けました。また、Act1では劇の場面に合った詩の内容の曲を、多少こじつけっぽくても、選んで入れていたようでしたが、Act2では詩の内容にはあまりこだわらずに、場面に合った曲調の曲を選んで入れていたような印象を受けました。

 それから、合宿所に向かう途中で道が三つに分かれていて、分かれてそれぞれ進もうというところからユニット曲に入るという流れは、結構意表を突かれました。ここでユニット曲が来るとは想像していなかったので、曲に入って初めてそのために道が分かれるようにしていたのかと合点し、上手い構成だなと思いました。

 一方、衣装については、魔法学校のローブを着てダンスをすると、何となくもっさりした感じになってしまって、ちょっと残念でした。もちろん、ローブは魔法学校らしくて良いと思ったのですが。だからといって、ローブが映えるように今回だけダンスを修正するというわけにもいかないでしょうしね。

 さて、視聴した3日目は凉花萌さんの最後の活動日に当たっていたことから、1、2日目の内容からちょこちょこと変更されていたようです。それは良かったのですが、オリジナルの1、2日目も見たかったなとの思いもあります。『YesとNoの間に』の限定盤に付属のBlu-rayに収録されないかなとも思いましたが、3日目の本編のディスクと、Makingのディスクになるようですね。

 ところで、22/7のライブは昨年11月7日の『22/7 ANNIVERSARY LIVE 2023』以来舞台仕立てのものが続いています。そろそろオーソドックスなタイプのライブが見たい向きもあるのではないでしょうか。次回のライブは11月9、10日の『22/7 Anniversary Live 2024』ですが、さてどのような内容になるのでしょうか。衣装の感じとか、『千穐楽』という言い方とか考えると、舞台仕立てのように思えますけれど。

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