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トランプ誕生で加速する世界①

トランプ第2期では
・政府のバランスシートの改善
・小さな政府(減税・規制緩和・人員削減)
・対中覇権戦争

を主なテーマとするようです。

トランプ1期も含め米国は今まで緩やかな覇権衰退路線を受け入れていました。しかし、トランプ2期では強い米国を取り戻す体制を整えるようです。

成功するか失敗するかは現在不明ですが、時代の流れが加速することは間違いないと思います。



米国経済の問題


・リーマンショック以降の債務急拡大
・ESG投資やLGBT強制による生産性向上の抑制
・この2つの結果、賃金上昇率<インフレ率になり実質消費の減少


資本主義経済は一般的に生産性向上を伴わない成長を目指す時に債務が拡大し、それが大規模になるとバブルになり、債務の膨張に成長が付いてこないとあるタイミングでバブルが崩壊します。

私は特大のリセッションが来ると警戒していますが、トランプ政権は本気でリセッションを様々な手段で軽く早く終わらせる算段かもしれません。
・公務員削減による失業対策としての移民抑制
・高関税による物価上昇対策としてのシェールオイル大増産
・財政支出抑制による経済成長低下対策としての減税と規制緩和による民間支出拡大
その他にもいろいろやってくると思いまが、成功するか失敗するかはわかりません。


外交政策の根本的な問題点


米国の覇権に挑戦しているのは中国です。
しかし、米国は中国の工作活動とグローバリスト達の政治干渉等によって、中国の技術発展に沿って配慮した経済制裁をしています。

トランプ2期目では米国覇権を守るための経済制裁に方針変更すると見えます。ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏の厚生長官起用から推測するに、米国を一時的に傷ついたとしても事実に基づいた政策が行われる可能性がけっこうあります。
対中政策で一時的に傷ついたとしても事実に基づいた政策が行われた場合、特に半導体関連分野に大激震が走るかもしれません。私は台湾企業と台湾系米国企業の利確タイミングを見計らってます。

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