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エヌビディアよりブロードコムやオラクル
エヌビディアの株価が停滞しています。
エヌビディアはAI向けチップをほぼ独占しており、市場の成長率以上に業績は伸びません。そして成長が織り込まれ追われる立場になりました。
しかし、AI向けチップ市場は最もホットなセクターであり、競争は激化していきます。エヌビディアは先行者利益を守れるか、というと長期的には独占を維持できません。
そこでAI相場に乗れて、エヌビディアからの乗り換えにちょうどよい銘柄を紹介します。
・ブロードコムやマーベルテクノロジー
この2社は、エヌビディアの汎用GPUではなく特定用途のカスタムAIチップの設計企業です。AmazonやGoogle、META、などは自社で相当量のデータ処理を行います。ですからエヌビディアの高価なチップを買うより、自社の業務に最適化したAIチップを発注した方が費用対効果が高いです。
その発注先の圧倒的1位がブロードコム、離れて2位がマーベルテクノロジーです。AI投資が数社の大企業に偏っている現状ブロードコムの方が有望だという認識が生まれる可能性もあります。
※AMDはエヌビディアのチップと真っ向から競合して、廉価販売を強いられる可能性が高いのでおすすめしません。
・オラクル、SAP、サービスナウ、セールスフォース
これらはAI化の利益を先に享受する立場にあります。
簡潔に共通点を上げるとAI化に巨額投資ができる大企業向けにサービスを提供していて、なおかつAIの源泉であるデータを所有している企業です。
これら以外にもニッチ分野を寡占していて大企業向けにサービスを提供し、データを所有している企業。例えばフェアアイザックのような企業は更におすすめです。
※AI化への投資余力が少ない時価総額1兆円以下の小型銘柄は、よほどの情報通でない限りおすすめしません。