モンテッソーリ教育が大切にする自主性とは?子どもの未来を変える力
こんにちは、鬼パパです。モンテッソーリ教育の中核にある「自主性」。この言葉が示す意味は、単に子どもに自由にやらせることではなく、子どもが自分で行動し、自分で学んでいく力を育てるということです。この考えは私自身とても共感をしており、子育てでも意識するようにしています。ということで、この自主性について書いてみようと思います。
モンテッソーリ教育における自主性
モンテッソーリ教育のベースには「子どもは自分で学ぶ力を持っている」という考えがあります。子どもは周囲の環境や体験から自然に学び、成長しようとする「内なる成長の力」を持っている。大人が指示したり、過度に干渉したりすると、この内なる成長のプロセスが阻害されるため、自主性が重要視されたのです。
要するに、「ママやパパ、あるいは先生が、なんでも手取り足取り指示を出しちゃダメよ!子どもたちに考えさせて、やりたいようにやらせましょう」ということですね。
でも….なぜ自主性が重要なんでしょう?たしかに自分が小さい時にも、つくづく先生達は「誰かに指示される前に自分で行動しなさい」と言っていた気がします。
なぜ「自主性」が重要なんだろう?
僕が親として子どもに望むこと、それはひとえに「幸せになってほしい」です(当たり前ですね、スミマセン笑)。では幸せとはどのような状態なのか。幸せ(ウェルビーイング)について述べた有名な理論で、「PERMA」というものがあります。
当然個人によって幸せのカタチは異なると思いますが、僕は『自分がやりたいことに没頭し、ポジティブな感情を持つこと』は特に大切だなと感じており、自分の子どもにもそのような感情をなるべくたくさん経験してほしいと考えています。そして「自主性」は、その経験を得るためにとても重要な能力だと思うのです。そう自分が考えるに至った自主性の重要ポイントは、以下です。
やってみよう!(好奇心、トライ精神)
こどもから見た世界は初めてのことだらけですし、最初は出来ないことばかりです。親の目線ですと「まだ早い..」「ちょっと面倒..」と制限してしまいがちですが、それでは子どもの好奇心やトライ精神を邪魔してしまうことになります。子どもたちが興味をもったことはなるべく触れさせ、やらせてあげる。そうすれば、自ら色々なことに興味を持ち、挑戦するマインドが染み付いていきます。そしてこの姿勢が、いつか”自分がやりたいこと”を見つけるキッカケになります。
やりとげたい!(工夫、自己責任、達成)
こども達がやりたいと思って始めると、次に、「うまくやりとげたい」と感じるようになります。親にやらされることと、自分で決めたやりたいことでは、モチベーションが違うのは当然ですよね。ただ当然最初は上手くいかないので、自然と違う方法を試したり、工夫をしようとします。そこでママパパは、子どもの取り組みを尊重しつつ、ほどよくアシストしてあげるのが大切ですね。このプロセスを経て「やりとげる」と、子どもは達成できる喜びを味わうことができます。また、「自分で考える力」と「やりとげようという責任感」が身についていく点もいいポイントです。
こうしたい!(欲求)
そして次第に、もっと知りたい!勝ちたい!もっと深く追求したい!といった欲求が出てきます。この欲求こそ、まさに"自分が大好きなこと"="やりたいこと"に近いものでしょう。「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、自分が好きで「こうしたい!」と感じるものに、人は最大限の力を発揮します。本当に、なんでもいいんです。皆が素晴らしいと感じるような、それこそ大谷翔平選手のような「メジャーリーグで世界最高の選手になる」というのは一つのカタチであって、そこに優劣はありません。一つ一つ自分が考える「スキ」「こうしたい」を積み重ね、拡げていき、人生を楽しんでほしい。それが鬼パパの思いでございます👹。
以上、好き勝手に書かせていただきましたが、皆さまはいかがでしょうか。
またの機会に、"自主性をつけるために我が家で工夫していること"についても書かせていただきたいと思います!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。またスキやフォローをしてくださる方、いつもありがとうございます。とても励みになっています!ではまた。