家庭でできる自主性の育て方【モンテッソーリ教育】
こんにちは、鬼パパです。前回、「モンテッソーリ教育」と「自主性」をテーマに記事を書かせていただきました。
長女は2歳になるのですが、私自身「自主性」を意識して子育てに取り組んできたこともあり(詳しくは↑↑↑の前回記事を見てね!)、最近は何でも自ら積極的にやる姿勢がついてきたかなと感じています。
具体的には、自分自身で「服を着る」「靴を履く」「ご飯を食べる」「お風呂で身体を洗う」「歯磨きをする」といった生活の基本動作ばかりですが、彼女自身が「自分でやる、やりたい、こうしたい」という主張がかなり前のめりになってきたため、成長しているなぁと嬉しく思っています。
(逆に「なんでも自分でやりたい!」という意識が強すぎて、親のほうが手を貸すと『なんでやるの!やめて!』と怒られることがしょっちゅうです😅)
そこで本日は「自主性」を高めるために我が家で工夫していることをご紹介させていただきたいと思います。
①まずは挑戦させ、程よくサポートする
子どもが何かやろうとしていることに対し「これはまだ早いから難しいだろう」あるいは「(やらせると)時間がかかるし面倒だから」という理由で、つい親がやってしまうケースもあると思います。そこをグッと堪え、少しでも出来そうなことはまずやらせてみて、様子を見守るようにしています。
例えば歯磨きでいうと、今はハミガキ粉をつける、歯を磨く、そしてうがいまでひと通り自分でやってもらっています。最初は死に歯磨き粉が洗面台に散乱(うまく歯ブラシにつけられず落下)、うがいは毎度のごとく飲み込むか(ただの水分補給)or 服をびしょびしょにしていました。その割に手を貸そうとしても頑なに我流で続けようとするのですが、結局上手く出来ず毎回号泣、というのがいつものパターン。
それでも根気よく、程よく、タイミングを見計らって助言したりサポートするように意識していました。子どもは、思った以上に大人のやっている姿をしっかり観察しており、上手くやりたい!といつも一生懸命です。なので、集中して取り組んでいる時にはじっとガマンし、ひと段落したときに「歯ブラシは一旦ここに置いて、ハミガキ粉をつけたら安定するんじゃない?」「口をこうやって(尖らせる)してからペッとしてごらん」といった感じで見本を見せながら教える、といったことをしていました。まあ教え方としては正直上手ではなかったと思いますが笑、「様子見をみながら適度に」というのは常に心掛けています。
②失敗しても努力を褒める
もう一つ意識しているのは、決して失敗しても怒らない。そして、失敗しても「〇〇、ナイストライじゃん!ここまでは出来たね。えらい!」といった感じで、トライしたことのプロセスを褒めるようにしています。何度も失敗したり、周りの子ができて自分の子が出来ていなかったりすると、思わずカッカしてしまうこともあると思います。でも、失敗に対していつも怒っていたら、子どもは挑戦しなくなってしまいます。根気よく応援してあげましょう!
③自分で決めさせる
例えば、毎朝保育園に行く時の服は自分で選ばせるようにしています。最初は2つ候補を出したうえで「どっちの服がいい?」と決めてもらうようにしていました。こうすることで「自分が着るものは自分で決めていいもの」という意識が生まれます。ちなみに、朝なかなか子どもが支度をしてくれないのはママパパのよくある悩みだと思いますが、我が家ではこのように選択肢を出すと、意外にも自分で選んで服を着替え始める、ということが結構ありましたので、こういった副次的効果も期待できるかもしれません。
だんだん慣れてきたら、「今日の服は何にする?好きに決めていいよ!」と声がけし、イチから選ばせるようにしました。こうすると「自分が着たい服を自分の意思で決める」という意識が作られます。些細なことかもしれませんが、こういった決定の積み重ねが自主性を育むうえで大切だと信じています。靴を決める、おやつを選ぶ、なんでもいいので、少しずつ「自分がこうしたい」という意思決定をさせる瞬間を増やしていけるといいですね。
さいごに
ご紹介した内容は「なんだ、そんなことかぁ」と思われた方も多いかもしれません。ただ、こういった自分で決めてトライするという積み重ねが、子どもたちの性格や姿勢、そして個性の確立につながっていくと私は考えています。これは遊びでも勉強でも同じことが言えると思いますし、私自身、子どもが「やってみたい」と言ったことはなるべく機会を提供してあげたいなと思っています。またぜひ、皆さんの「我が家ではこうしているよ!」といったお話を聞かせてくださいね。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ではまた!