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トゲトゲしい言葉の裏には

見ず知らずの人から傷つくことを言われたら、
その背景や言った人の状況を想像?妄想?してみると
同情したりもするっていうお話。

11月に東京へ出張した時のこと。

朝の満員電車をね、初めて体験したのよ。
鮨詰めになって揺られながら新橋へ行ったのね。

駅に着いて、ホームの階段を降りたところで、
「さあ、出口はどこだ」と、上の案内図をキョロキョロ見回していたら

後ろから女性がぶつかってしまった。

「つぁー!じゃまくせぇ!」

その方は、そんな捨て台詞を吐いて、去っていった。

じゃまに加え、くせぇって!
舌打ち通り越して、つぁーって!

確かに東京ど真ん中、
この人通りの中でキョロキョロしてたら邪魔だけどもw

いや~、じゃまくせえなんて生まれて初めて言われたもんだから

「やっぱ東京こえ〜〜」

って思ったんだよね。

でもね、ちょっと想像を巡らせてみたのよ。
きっとその方は、本来はそんな事言う人じゃないって信じてみたの。

あんな満員電車に毎日揺られ、
もしかしたら、始業までにたくさんやらないといけない事もあるんでしょう。
少しでも早く着くために、毎朝急いでるんじゃないかなって思って。

そうやって想像すると
ギスギスした社会の中で生きていると人間荒んでいくよね。

きっとその方も、こうなりたくてなったんじゃなくて、
もしかしたら気づかない内にそんな性格になっていたのかも知れない。

気持ちはわかるし、自分も前まではそうなっていたから同情するなって思った。

本当のところは分からないけどね。
元々こんな性格だったのかも知れんし。

ーと、思う事で、傷つくのを最小限にする為に、考えを巡らせてみた。

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