ノノガのソロやばかったよね…(結果考察あり)

前回のノノガグループ審査は熱くなりすぎてキモい文章だったので今回は冷静に感想を述べていきたいと思います。笑

そもそもソロ審査が課題として出た時は、おいおい大丈夫なの、、?まだデビューもしてなくて10代後半から20代前半の普通の女の子たちが、いきなり2万人を前にして1人でステージに立つって割と苦行よ?と思ったんだけど
でもこれってもちろん少女達には苦行かもしれないけど、運営陣にはもっと苦行だよなと思った。
今回私は12月末ごろからノノガを視聴し始めているからもちろんファイナルのライブ応募は間に合うはずもなく、細かな金額などはわからないけれど
Kアリーナで戻りを考えたらある程度の金額設定にはしていると思う。
それをまだデビューもしていない女の子達、オーディションを通して成長してきたからといってたかが一年。ましてや30人いたところから始まっているから個々個人に熱を入れた指導をするにも限界があるはず。すなわち、個人の力だけでの成長が大半を占めているのだ。そんな中でKアリーナのステージをまだ未熟ともとらえれる少女1人ずつに託すというのは、運営陣の覚悟をすごく感じれた。

まぁそんなの杞憂だったんですけどね〜〜〜〜〜??

ソロ審査の課題曲は5次審査が終わってから、ちゃんみなとファイナリストの個人面談の時に決めていた。
その曲を決めるときの基準としていたのは以下2つである。

『どんなNOと闘ってきたのか。』
『どんなNOと闘っていきたいのか。』

ちゃんみなはルッキズム、ジャンルと闘ってきたと語っていた。ちゃんみながデビューした時は今よりもステージに立つのはルックスが綺麗でなくてはならないという固定概念が強く、その現実にとても辛い思いをしてきたと。また、ちゃんみな自身は韓国と日本のハーフであり母が韓国人である事から心無い言葉を母が言われているのを実際に見てきている。そういった経験から小さい頃からNOと闘ってきているんだと思う。

1人ずつ面談を行なっていく中で、私が特に印象的だった人は、やはりCHIKA。


『気づいたら自信がなかった。』
『体型がダメだと言われたことがあった。でもそれはNOと言われたというよりも、そーゆう自分だからダメだったんだと感じるようになった。スキル面では何も言われた事は無かったのだけど…』

これが続けば本当に打ちのめされてしまうよな、、と思った。
そもそも自分には合格する権利はなかったと言われているのと同じだから。本当に腹が立つね。

あとはYURI。YURIはオーディション全体を通しても表情の硬さ、眼の中の暗さが私はとても気になっていて、やはりちゃんみなからもずっと指摘されていた。
それでも5次審査まで直らなくてYURIの課題として残ったままだったけど個人面談を通して少しYURIの中に触れることができた。
父の死が彼女の中で大きく占めている一つであると語っていた。

『前より笑えなくなった。大人にならなくては。』

お父さんにステージ見てほしいと思う?というちゃんみなの問いには見て欲しいと思うと語った彼女は凄くいい意味で年相応に見えた。

さて、長くなりそうなのでそろそろソロ審査からのデビュー考察語っちゃおうかな……

まず私は最終的にHulu完全版(有料)で視聴させていただきました。
dropのグループ審査が終わった後、会場の熱も冷める前にソロ審査が始まって10人の魂からの叫びとも言えるパフォーマンスを目の当たりにした。
最初にも記載していた1人女の子に大きなステージを任せるなんて〜だの未熟とも言える女の子には荷が重いのではだのそんな心配は失礼だと思えるほど、素晴らしいパフォーマンスでした。
もちろん彼女たちの成長を見てきているから、少しは感動しやすくはなっているかもしれないが、もうそんなのは考えても無駄なので、私の感じたもの全てで書きます。
勘違いをしてもらいたくないので、あえて言うが
結果の全ての正はちゃんみなのフィードバックであり私がこれから書くのはあくまでも私の考えなだけであってこれは何にも根拠に基づく話ではないし、
一視聴者の一つの考え
にすぎないです。

今回、ファイナリスト10名のうちデビュー出来たのは7人でした。
オーディションを一から何度も見ていてもうほぼデビュー確定だろうなと考えていたのはやはりCHIKA、NAOKO、JISOO。

以下は晴れてデビューしたメンバーについて私の見解を語ろうと思う。

1番最初に選ばれたCHIKAはオーディション全体通して1番フォーカスを当てられていたように感じた。
圧倒的な歌唱力を持ちながら、ダンスの実力もある。
だけど見た目でこれまで数々のオーディションに落ち事務所から見放されてきていた。
2次審査でのダリアをちゃんみな、SKY-HIに披露した時には2人は圧倒されていたし
ちゃんみながこの時のCHIKAに対して抱いた感情を語ったシーンがあった。


彼女の抱える、拭いきれないこれじゃないんだよな感
そうなんです。私歌は上手いんですけど、足りてないんですって言っているような…。
ああいう子こそが、諦めるべき理由ではない理由で諦めてしまいそうな子

この流れを見ていたのでこの時からこの子に本来の自信を持たせて殻を破るというのが
このオーディションの本質だったように思えた。

5次審査までちゃんみなはCHIKAへのフィードバックを明らかに他の子達より厳しくしてきたように感じる。それはスキル面ではなくメンタル面で。
あなたは素敵なものを持っていると、自分で自分を否定してはいけないと何度も何度も鼓舞してきていた。

今回のこのオーディションの1つの審査基準でもある
『自分に中指を立てるな』
というものをひたすらに教えていったのは群を抜いてCHIKAだった。

それがどうだろうCHIKAのソロパフォーマンスは。
きっとこのオーディションを見ていた人たちが感動したのではないか、あるいは涙を流した人も沢山いたと思う。
過去のNOを受け入れて、そんな自分でも愛す。
人は皆全て美しいという想いをあるったけ詰めて歌った美人は本当にCHIKAの人生を感じたし見ていた人をたくさん救ったと思う。
スキル面だけではなくCHIKAがデビューに選ばれた大きな理由はメンタル面での成長。
そして人は自分に自信を持つとここまで輝くことができると世に証明できたオーディションの言わば主人公だったと思う。

NAOKOはCHIKAと並ぶほどの歌の実力を持ちダンスの面においてはCHIKAよりスキル面で上回っていたように感じた。
ちゃんみなのフィードバックを見ていてすごく感じたのはCHIKAの対比である事。
CHIKAは圧倒的に足りていないのは自信だった。
でもNAOKOはステージやパフォーマンスに対しての姿勢は候補者の中でも頭ひとつ抜けてプロに近く
ストイックという言葉を体現していた。
実力は申し分ないのに常に上を目指す。
あえてちゃんみなはアドバイスも細かく言わず、NAOKOに考えさせていた。
これは私は1番候補者の中で求められているもののハードルが高く、1番厳しく見られているだろうなと感じた。
常に100点を突きつけられて次の審査ではさらに上を目指せと言われる。これはプロになるための本質だなと思ったし、常に自分への課題、新しい価値を見出し続けてほしいというある意味1番難しい課題だなと。
そんな中NAOKOは常に冷静に周りのメンバーや音楽から新しい自分を見つけ続け審査員を唸らせてきていた。他の候補者に比べて極端にNAOKOが悩んだりしている描写が少なかったのもNAOKOのストイックさ、マイナスになっている時間はないのという高みを目指している証拠だろう。
NAOKOがいるチームは常に安心感があったし、チームを常にリードしメンバーを鼓舞していた。逆を言えばNAOKOと差が出ているという参加者は目についてしまったと思う。
ソロパフォーマンスではそんなNAOKOの本心や葛藤が綴られたリリックがとても印象的で、NAOKOのストイックさや自分を信じてると前に進むという本質に触れたような気がした、素敵なソロパフォーマンスだった。

JISOOは唯一無二の歌声でちゃんみなをはじめ多くの人を魅了してた。私もその1人である。
最年長でありながらも常に謙虚で可愛らしくみんなを見守り支えているような安定剤のような存在。
歌に対しての情熱が強く、完璧主義。
ちゃんみなからはそこの妥協の無さ、完璧主義が本来パフォーマンスを楽しむという根底が見失っていると指摘をされ続けていた。
OKが出ていても何度も何度もレコーディングで歌い直し、自分の納得いくまでやり直す。これはNAOKOと似ているようで違うストイックさだと思う。
NAOKOは常に前を見て進むけれどJISOOはひとつひとつのこだわりが強すぎてがんじがらめになっているような印象。
そんな彼女が課題で出されたソロ曲の『I'm not OK』はCHIKAと同じく自分の殻を破り完璧ではなくても良い、それが私という想いが込められた曲である。
ソロパフォーマンスでJISOOはギターをかき鳴らし頭を振りがむしゃらに荒削りながらも歌い叫ぶ姿が印象的で私は1番好きでした…イントロのコーラスはファイナリスト9人で歌ったんだってよ…もうエモすぎて顔が梅干しみたいにぐしゃってなっちゃった。。
JISOOの声はグループのいわば肝心な本柱のようなもので強い曲でも力抜けるようなそんな存在。
これからちゃんみながプロデュースしていくグループには絶対的に必要な声である。

YURIは平均して常に候補者の中でも安定したところをいっていたように思う。
スキルや個性が強すぎるメンバーの中でも埋もれず、常に自分と向き合い続けていた。
低音も安定して出すことができる。YURIの声にちゃんみなが惹かれているところは2次の時から垣間見えていたので、無難に勝ち上がってきたと言ってもいいと思う。なので私自身ファイナルまでは特段マークしておらず、さらに言えばグループでの本番は1人表情が固く楽しそうに見えなかった。
だがソロパフォーマンスでのYURIは本当にいい意味で別人だった。ソロパフォーマンスだけで見たら私はYURIに MVPを渡したいほど圧倒的によかった。
表情が固く暗い印象だったYURIが亡き父へ捧げたであろうステージは圧巻で、ステージにストーリ性がありハレンチという強い曲でも完全にYURIの世界感へ塗り替えた。常に課題として言われてきた表情の硬さはどこにもなく、どうでもいいから泣いたの〜の歌詞で笑い、狂気じみた顔をしたと思ったら無邪気な一人の娘になり、殻を破るというのはこういうことだと、このYURIって子はこんなに魅力があるのだと思い知らされたステージだった。これがカリスマ性というものか、、これを書類で気づいた、ちゃんみな流石すぎないか…??

MOMOKAは元々日プ(私は申し訳ないですが拝見していません…)の時の固定ファンが既にいる状態で本人はそのついてきてくれているファンへの想いが強かった。日プのオーディションでもゲスト審査員という形でちゃんみなとは以前から交流があったようでそこからの成長もちゃんみなは感じていたのだと思う。
MOMOKAは過去の経験からすでにスキルは高くJISOOと同じく唯一無二の声で低音ラップをするのが印象的だった。なによりMOMOKAのステージを自分の空気にする力の高さはちゃんみなも言っていたが激しく同意できる。
だが同時にダンスに対してのスキルを常に指摘されていた。ストイックさが足りないと。プロとアマチュアの違いはストイックさだと。
ダンスというのはちゃんみなの求めるパフォーマンスには必要不可欠でそこの詰めの甘さを感じるというものだった。
私はMOMOKAの気持ちがよくわかるなと思ってしまって、自分の好きなラップや歌に対して突き詰めて実力を身につけていったけれどそこと並んで引けを取らないほどのスキルがダンスには必要だと。苦手なものに対してストイックになるというものがどれだけしんどいものなのか私も少しはわかる気がする。MOMOKAが5次審査の時もそこの詰めの甘さを指摘されそこを突破できないと次は難しいとまで言われていた。そこのダンスと向き合い続けてファイナルのリハでは高評価をもらうことができていたけど前日までちゃんみなからは『必死さが伝わらない、魂をかけた荒ぶった姿が見たい』と指摘されていた。
私はMOMOKAを見ていて夢に向かって突き進む姿を1番リアルに見えたのがMOMOKAだなと思った。
ステージに上がるという夢を持つ人は少なからずキラキラしている姿や憧れを抱き志すと思う。
MOMOKAにとってステージで自分の弱さも全て曝け出し荒ぶるというのは夢を志したが故の抵抗もあったからではないかなと。キラキラするって自分の予想していた姿のさらに先にあると言われたとき、私は受け止め切れるだろうかと考えた。
でもソロパフォーマンスでMOMOKAはやってのけた。
顔も身だしなみも気にせず苦手だと思っていたダンスを2万人の前で魂込めて舞っていた姿はすごくキラキラして見えて本当に素敵なステージだった。

KOHARUはこのデビューメンバーの中では歌のスキルはまだ無いのかもしれない。でもそれは当然だ。
本人曰くこのオーディションで歌を一からはじめたと言うのだから。
確かに2、3次審査は他の候補者と比べて荒削りがあったし不安定と言わざるおえなかった部分もあったように思う。
でも4.5次審査と確実にスキルをつけていった。ファイナル前の自主練では常に基礎の発声練習を欠かさずやっていたのが印象的である。コツコツと積み重ね確実なものにしていく。ちゃんみなが以前KOHARUに評価していた『虎のように自分の未来の姿をキッと睨んで離さない』というのは本当にそうだなと感じた。
KOHARUをデビューメンバーに選んだ大きな理由は2つあると考えていて、1つはダンスのスキル。
KOHARUは実家もダンス教室であり小さい頃からダンスとは隣り合わせだったのもあり、デビューした今も改めて感じるのは他のメンバーからは頭ひとつ抜けてダンススキルが高い。これはダンス業界から見てもその辺のプロ以上に上手いのだろうと思う。
もう一つは頭の良さだと思う。課題を的確に読む理解力、それをチームに落とし込むコミュニケーション力。100%を120%に引き上げる力。これはちゃんみながグループを作っていくにあたってとても必要なことなのだとオーディションを通してもよくわかる。KOHARUは常にチームメンバーを見て躓いている候補者に声をかけていく、一つの意見が出た時もその意見を尖らせたものにせず他メンバーへ共有し、その上で自分の意見も柔らかくする形で乗っけてチーム全体に伝えていく、これは日頃のKOHARUの人の良さから滲み出ているものがあった。
寄り添い、思いやりを持ち、常にメンバーのことを考えて動く。
ファイナルでのデビューメンバーの枠が決まる中、常に笑顔で拍手を送っていた姿がとても印象的だった。
個性が強いメンバーの集まりの中でKOHARUという存在は常にみんなを明るく照らし、寄り添うことのできる本当に太陽みたいな人である。

MAHINAは3次審査で落ち、3.5次審査で勝ち上がってデビューを掴み取ったまさにシンデレラストーリーを歩んだ事は誰もが知ることだ。
MAHINAはKOHARUと同じくダンスの経験はあれど、歌の経験は少ないと言っていた。
3.5次審査でラップ審査を別で設けられた時も私なら未経験のことを短い期間で経験し、それをプロへ披露し評価をいただくというのはとても怖いことだと思う。でもMAHINAは若さもあるだろうが持ち前の根性で状況や自分の性格を分析しステージを楽しむということだけにフォーカスを置いて3.5次審査に臨んだ。その結果、その楽しんでいるということが評価されて4次審査まで進むことができた。その後の快進撃はみなさんご存知だろうと思う。スキルモンスターに囲まれながら15歳という若さでがむしゃらに食らいつき、常に自分の可能性をこれでもかと、ちゃんみな、SKY-HIにぶつけてきた。常に楽しそうだというパフォーマンスする上で最も大事なところを評価されて晴れてデビューした。表情声色全てでパフォーマンスを楽しみ、見ている人に安心感を与えられる。これは才能である。SKY-HIが『音楽が喜んでいるような気がする』というコメントがあったが、本当にそうだと思った。MAHINAは音楽を楽しむ、ステージを楽しさというのをパフォーマンスで表現し、見ている人たちも楽しくなるようなワクワクするようなそんな気持ちにさせてくれる。これがまだ殻を破ったばっかりだというのが驚きだ。この先どんなMAHINAが見れるのか楽しみで今夜も眠れないのである。


いやー、語ったわ〜

やばいね。少し長くなりすぎたので
今回見送りになってしまったKOKONA.FUMINO.KOKOについては次回考察と感想を書きたいと思う。
では!


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