[2023.01.30] 授かり婚という詭弁
※『デキ婚』『授かり婚』に対して否定的な意見なので、不快に思う人は読まないほうがいいです
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『デキ婚』を『授かり婚』と呼ぶのが気持ち悪い。
自分はデキ婚を『望んでいないのに子供が“出来ちゃった”から仕方なく結婚する』ものだと認識している。
後先考えずその場の感情で避妊をせずに性行為をし、うっかり受精してしまったから責任をとって結婚する、そういうストーリーを想像する。
おそらく多くの人がそう思っていたからこそ、『デキ婚』という呼び方が広まったのだろう。
しかし数年前から『授かり婚』などとという呼び方が出てきた。
『デキ婚』で後ろ指をさされることを嫌がった人間が、自身を正当化するために生み出した言葉なのだろうか。
それとも、デキ婚した大物芸能人に気を遣ったワイドショーが発生源か。
妊娠→結婚という経緯が変わっていないのに、これが「今や当たり前」で「良い事」のように報じることに嫌悪感を覚える。
この風潮が蔓延すると、子供をまともに育てる能力の無い人間までもが子供を作ってしまうのではないか。
不幸な子供が増えないだろうか。
…自分が心配したところで何も変わらないか。
話を戻して。
誰が言っていたか忘れたが、「責任をとって結婚するとか言ってるけど、その前に責任を持って避妊しろ」という言葉は非常に素晴らしいと思った。
もちろん、避妊したつもりでも妊娠してしまう可能性があることは承知している。
だが実際どうだったかは当人同士にしかわからないことで、周囲からすればデキ婚と変わらないし、「デキ婚した人」という目で見る。
古い考えだと言われるかもしれないが、変えるつもりはない。