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kintone認定エキスパート問題集②

kintone認定資格の1つであるカイゼンマネジメントエキスパート
2月と8月の年2回受験ができる資格です


今回も小論文の練習問題を作ってみました。
誰もが知っているあの企業?あの施設?の業務改善がテーマになっています。

こちら

まずはシナリオを確認
100万人来場のイベント、1000社が出展 
スケールがすごいです。

そして、その1000社から紙ベースで出店申請を受けているとの事
受付け後、Excelに手入力している様ですが、紙文化だと紙でうけた申請書もキングファイルなどに残してる事も想像できます。
紙の申請書に赤入れや、手書きメモなどもないのか気になるところです。


Tドームの経営方針の記載もありますね。
お客様へ感動を届けるために、まずは自分たちが楽しく
その為に、残業や休日出勤を減らす

目指す方向はきまりました。



設問1.イベントの出展期間前に、Tドームスタッフにkintone操作に慣れさせたい。事前に利用するkintone機能と、利用方法を200字以内で記述しなさい。


こちらですね
今回のテーマだと1月、2月のイベント準備が業務改善ポイントになるので、開発時期によっては、実際の業務でkintoneを使う場面は少し先になるかもしれません。
でも、このタイミングでイベント事務局のスタッフにkintoneを触れてもらうメリットもたくさんあります。

答えは1つではないと思いますが、kintone機能としては「グラフ」を選んでみました。
1000件の申し込みを大枠で捉える必要があるため、詳細画面や、一覧よりもグラフを使うメリットを感じてもらえればと思いました。
例えば、前回のイベントのExcelからアプリを作成して、申込日で申込件数をグラフ化すると、日付単位での申込数の偏りが見えてきそうです。
グラフをいくつか作っておくと、分析するために、申請書にこの項目を追加したい!というアイデアも出しにも期待ができます。



2.社外の出展社とkintone活用する際に注意する点を100文字以内で記述しなさい

SIGNPOSTは、このあたりでしょうか?

まずは、出展企業1000社とのやりとりなので、kintoneライセンスを配布するのか?というのが気になりました。
期間限定の利用ということもあり、kintoneのライセンスを配るというのは現実的ではないと思います。
費用対効果を考慮して、社外ユーザーのアクセス方法を検討する。
今回はkViewer、FormBridgeの組み合わせでの対応となっています。



3.kintone導入時にプロに依頼をした。その時のメリットを200字以内で記述しなさい


こちらのSIGNPOSTですね

早いタイミングでアプリ開発の型を学ぶ事で、今後のアプリ開発時の参考になるメリットがあります。
自分たちにあったプロとの出会いは、サイボウズさんに紹介してもらうというのも、出会い方のパターンの1つだと思います。

あくまで伴走パートナーであり、走る主役は自分たちである事を忘れないのが大事、お金払ってタクシーでゴールまで連れてってもらうわけでない。
伴走してもらって、その人の走り方や道具やペースなどをしっかり盗むつもりで伴走してもらう。

良い伴走者は、業務改善チームにアプリや知識だけでなくて、成功体験や自信もつくってくれる。成功体験や自信を早いタイミングで持てるのは、その後の業務改善に大きく影響する。kintone導入初期段階でプロに頼む大きなメリットだと思います。



4.郵送とFAXで行われていた出店申込をkintone化する際にどういった事を気にすべきか?気にすべき内容と、理由を600字以内に記述しなさい



実際に1000社が紙で業務を運営していたのを想像して、kintone化していく過程を想像してみる。

全ての出展社がスムーズに移行してくれるのか?

もし、申請をオンライン限定にした場合、イベント運用におけるトラブルは発生しないのか?

さらに、業務改善のコンセプトにも立ち戻ってみる
紙申請をなくす事が目的だったのか?

0か1で判断せずに、紙運用も残す判断も大事

今回の事例では、大半の申請がkintone経由での申請となり、業務負荷が大きく軽減されました。
紙申請する出展企業も残っているが、当初の目的はクリアされているので良しです。



5.他のイベント・興業を運営している部門から業務改善の相談が増えてきた。初回の打合せの際に、業務改善のポイントとして確認すべきことを100文字以内で3つ記述しなさい



現状をヒアリングして、文字や絵にすると、アドバイスをしなくても、本人たちで答えを導きだす事が多いです。
kintone開発せずに業務改善できる事もあります

知識もアイデアも現場に一番あって、業務改善する人はそれを引き出す役である。そう考えていると、双方リスペクトの関係で進めて良いと思っています。



kintone AWARD 2020を受賞した東京ドーム望月さんの発表を参考にさせてもらいました。


ありがとうございました!!

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