S660を半年乗った感想
どうも!ロッシです!
今回は愛車のS660が購入してからもう半年経つ(!?)ので、レビューというか感想のようなものを書きたいと思います!
念願のS660を購入
昨年6月、学生の頃から乗ることを夢見ていたS660を購入しました。当時既に生産を終了していたため中古車を探すしかなかったのですが、人気車であることや駆動方式がMRであるために雪国では玉数が極端に少なく、ようやく見つけた一台です。
MTに乗りたいなぁと思っていましたが、通勤で冬季間でも使うためにエンジンスターターを付けたかったのでCVTです。(MTでもエンジンスターター付けれないことも無いらしい。知ったのは購入してから3ヶ月後のこと…)
唯一無二のスタイリング
軽規格でありながらオープンスポーツを実現したS660。同じ軽オープンジャンルにはダイハツのコペンも存在しますが、根本の設計思想が異なるため唯一無二と言っても過言ではないと思います。(過言だったらごめんなさい)
鋭いヘッドライトからサイドを通りテールランプまで駆け抜けるボディライン。横から見たときにはまるで空を切る弾丸のようなボディフォルム。小さいながらも伸びやかなデザイン思想は軽規格を感じさせません。
オープンカーなのでもちろん屋根は開くのですが、タルガトップ風なデザインなので屋根を閉じていても開けていても大きく印象が変わらないのも魅力のひとつです。
心地よい閉塞感
近年は軽自動車であっても広々とした運転席を実現していますが、この車は全くの逆。信じられないほど狭いです。ですがそれを全くストレスに感じることがなく、逆に包まれ感があり安心できます。この心地よさのために工夫が凝らされています。それはシート形状です。脇腹のあたりが通常の軽自動車のシートより大きく張り出しているため、しっかりと身体を支えてくれています。これを実現するために運転席と助手席の間隔が通常より狭くしたり、シートの調節レバーのデザインに工夫を凝らすなど努力がなされたようです。
このおかげで八戸から八王子までの約700kmを運転しましたが、身体の痛みを伴うような疲労はありませんでした。
気持ちいい運転フィール
しっかりとした足回り、軽快に回るエンジン、ガッチリとした高剛性ボディとステアリングが織り成す運転フィールはまるで高級ゴーカート。ターボ加給が始まると後輪がグイグイと前に車体を押し出し、トルクを感じながら加速していく瞬間はとても気持ちいいです。足回りのセッティングが非常に上手で、カーブでもステアリングがふわふわすることがないので安心して曲がっていけます。MRという特性上、本来はピーキーになりやすいのですが電子制御がしっかりと働いているので、不安定感が全く無いです。
残念なところ
ここまでS660の良いところを紹介してきましたが、逆に「ちょっと残念だな」と感じた点について書いていきます。
1.完全停止前のアイドリングストップ
燃料を節約するためのアイドリングストップ。この機能自体は賛否両論ありますが、信号待ちで静かだし、停止状態でお尻がブルブルしなくていいなと思うので個人的には否定的ではないです。ただ、完全停止前にアイドリングストップが効いてしまうのはどうも慣れないですね。止まるか止まらないかみたいな状況でエンジンが掛かったり止まったりするので、非常に不安定感があります。
2.センターディスプレイの解像度の低さ
S660は2dinスペースが無い代わりにセンターディスプレイがあり、HDMI入力でモニターにスマホの画面を出せるのですが解像度が低すぎます。表示しても画質が悪すぎて見えません。せめてHD表示だと嬉しいのですが…
3.ミラーが見づらい
室内のセンターミラーから後ろを見る際に、「もう少し上の方見たいな〜」と思うのですが、最大に上まで上げても若干見えづらいです。自動防眩のオプションが付いていたのでその関係もあるかもしれませんが…
4.積載性
もとから分かりきってはいました。ただ、やはり2名乗車時に手荷物すら置けるところがないのは辛いものがあります。シートバックに少しでも手荷物くらい置ければなぁとは思うのですが…
まとめ
良いところ、残念なところ、もちろんそれぞれありますが個人的には大満足な車です。近い内にこのような車が出ることはないと思います。ですので、大事に乗り続けたいと思います。
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