【ポケカ】2014年に活躍したスタンダードデッキ5選 【BW/XY】
記事を読んでいただきありがとうございます。ろしです。
前回の2013年の記事がすごく好評だったみたいで、反響に驚いています。
今回はその翌年の2014年に活躍したデッキをまた紹介させていただこうと思います。
2014年は2013年末に発売されたXYシリーズが本格実装された時期で「メガシンカ」や新タイプとして「フェアリータイプ」が追加、またXYへ移行に伴い、先行1ターン目でワザを打てなくなったりとポケモンカードに大きな変化をもたらした時期でもあります。
2014年は2013同様に以前から活躍したデッキが引き続き活躍されてはいましたが、新たに生み出され活躍したデッキを5つ厳選して紹介しようと思います。
それではいきましょう!
25分に60枚の思いを乗せ駆けます。
フェアリーバレット
フェアリーバレットはフレフワン(コレクションY)の特性を軸として様々なポケモンを使い分けながら戦うデッキです。
再録されたレインボーエネルギーやプリズムエネルギーなど多色エネルギーが環境にたくさんあることを利用し、フェアリーエネルギー以外を必要とするワザにも対応しています。
フェアリーガーテンの存在により、すべてのポケモンが自由に逃げることができる他、エネルギーを移動しまんたんのくすりを使用することでまんたんのくすりのエネルギーを全てトラッシュするというコストを踏み倒すことができます。
アタッカーとしてはイベルタルEX(XY1)やランドロスEX(BW6)、ギラティナEX(XY5)、ガマゲロゲEX(XY2)など単体でデッキの軸となるほど強力なカードであったり
またビリジオンEX(XY9)を採用することで草エネルギーでもある多色エネルギーをつけているポケモンを特殊状態からも守ることができました。
強力なカードを相手に合わせ使い分け弱点をつくことができ、自分好みや環境次第で構築を調整することが可能であり、人によって構築も異なります。
ドンファン
ドンファンはプラズマゲイルで実装されたドンファン(BW7)とみがわりロボを組み合わせたデッキです。
ドンファンのスピニングターンは攻撃後ベンチに下がるという効果がありますが、倒されてもサイドカードが取られないみがわりロボが実装されたことで大きく評価されました。スピニングターン後、みがわりロボを場に出すことでアタッカーであるドンファンを守りながら戦うことができます。
1進化ポケモンで40ダメージを与えるだけなら・・・と思われるかもしれませんが、闘ポケモンにフォーカスが当たった「ライジングフィスト」にて闘ポケモンを強化するカードが多く実装されました。またちからのハチマキという汎用性の高い打点をあげるカードも追加されたことによってドンファンの打点を大きく上げることがができました。
BW期のポケモンカードでは、ポケモンキャッチャーがエラッタ前でありベンチに居たとしても全く安全な場所ではありませんでした。
XYに移行した際にエラッタがあり、コイン判定のグッズとなったことで使用率が下がりました。それによりベンチに下がったドンファンを対処する手段が乏しくなり、上記のカードで強化したドンファンを守ることが容易となりました。
ドンファンをフラダリなどの効果で呼び出したとしても非ポケモンEXであり、サイドレース上でも非常に有利と働きます。
ドンファン以外にもルチャブル(XY3)といったアタッカーも同時に得ており、小回りも非常に効くデッキでした。
ゲロゲダストダス
ゲロゲダストダスはワザでグッズの使用を制限するガマゲロゲEX(XY3)と特性で特性を無効化するダストダス(BW5)を組み合わせたデッキです。
グッズに特性と非常に広い範囲を否定してしまうデッキであり、対戦相手の多くのカードを不要札に変えてしまい、デッキ自体を機能不全に陥らせることが可能です。
ガマゲロゲEXはダブル無色エネルギーにも対応をしていることで後攻1ターン目からブルブルパンチを使いグッズの使用を封じることができます。
グッズの使用を封じたからといっても30ダメージ・・・と思われるかもしれませんが、ちからのハチマキやタチワキシティジム+どくさいみん光線の組み合わせ等打点をあげるカードが多くそろっており、50・80ダメージと馬鹿にならないダメージクロックとなります。
特にどくさいみん光線は毒による定数追加ダメージ以外にもコイン次第にはなりますが、25%の確率で眠りのまま対戦相手が行動できなくなる可能性があります。グッズロックとの組み合わせでポケモン入れ替えを使うことができないため、眠りとなってしまうと回復する手段がほぼなく攻撃ができなくなるのに加え、毒による定数ダメージの蓄積がたまります。
それ以外にもフレア団のしたっぱやヘッドノイザーといった対戦相手を妨害するカードもあり、攻略難易度はより高まりました。
またこのデッキでメインを張っているガマゲロゲEXですが、ダブル無色エネルギー1枚で機能する特徴上ダブル無色エネルギーを使用するデッキに1枚刺して使われるなどこのデッキ以外にも使われることもありました。
イベルタル
BWを通して非常に恵まれていた悪ポケモンですが、ポケモンXYの看板ポケモンとして悪ポケモンが登場しました。
満を持して登場したのがこちらのイベルタルEX(XY)です。このイベルタルEXを取り込み強化された悪デッキもBWから引き続き活躍しました。
2011年に大暴れしたミュウツーEX(BW3)を彷彿されるかのような強力なワザを持ち、単体のカードパワーだけを取ったとしても非常に強力なカードでした。
もちろん、BW期で一大勢力となった悪ポケモンとそのサポートカードも現役でかつ相性も良く組み合わされて活躍しました。
イベルタルEXに単純にエネを張っていき速攻する展開の他に、イベルタル(イベルタル30)のデスウイングによるエネ加速からの展開、サイクロンYでエネルギーをつけかえながらエネルギーを守りダメージを刻んでいく展開など非常に多くのゲームプランを組み込まれたデッキです。
なによりも悪単色で組まれることが多かったこちらのデッキですが、アタッカーであるイベルタルEXとダークライEX(BW3)で弱点が雷と闘と分かれており、イベルタルEXに関してはさらに闘抵抗まで持っているという徹底ぶり。
それぞれ単体で見たカードパワーが非常に高いカードで固められたデッキでありながら相性補完さえもされているという非常に完成度・デッキの格子ともに高いデッキで公式大会であるバトルフェスタ2014でも多くの会場で結果を出すなど活躍しました。
よるのこうしん
よるのこうしんはファントムゲートで実装されたワザ「よるのこうしん」を軸としたデッキであり、今後スタンダード環境のみならずエクストラ環境においても長い間環境に君臨し続けたデッキです。そんなよるのこうしんが初めて現れたのがこの2014年です。
よるのこうしんの特徴上、トラッシュに速やかに大量のポケモンを送らなければなりませんが、同時に実装されたバトルコンプレッサーによって速やかにトラッシュにポケモンを送ることができました。
よるのこうしんのワザの特徴上、トラッシュにアタッカーであるポケモンも送らなればなりません。そのため、アタッカーの絶対数が足りなくなりますが、同時に実装された次元の谷によって強化されたミュウEXと組み合わせることでアタッカーの水増しを行うとともにわずか1エネルギーで高打点を出すことができるようになりました。
2014年に行われたバトルフェスタ2014はファントムゲートが発売されて間もない時期であり、よるのこうしんデッキ自体はまだまだ研究が進んでいない時期でもあり
ふくしゅうを持つブースター(BW8)といった同条件で打点を出すことができるポケモンと併用されるなど型が存在したようです。
ただし、同じパックにその後禁止されることとなるフラダリの奥の手といった決定打となりうるカードが存在していたこともあり、大きな結果をこの年に出すことができませんでした。その後、様々なカードで強化されていきレギュレーション落ちするまで環境に君臨し続けることとなります。
その話は別の機会にまたお話をすることがあるかもしれません。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
ポケモンカードXYが本格実装されましたが、BW時期のカードもまだまだ現役であり、前環境のデッキも最前戦で戦い続けていたため今回紹介するデッキは非常に迷いました(よるのこうしんは正直2015年で紹介するべきだったのかもしれません)。
エクストラレギュレーションでも現役なカードも多く、パワーインフレをした現代からしても非常に魅力的に映るカードも多いのではないかと思います。
また是非当時の思い出などあればコメントしていただけたら嬉しいです。
今回は以上になります。それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。
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この間行われていたエクストラ記事コンテストのためにふざけ気味に書いた記事です(ふざけ気味なのでコラムには入れてません)。