【ポケカ】Expanded Post vol 12 Spreading Seas 【エクストラ】
はじめましての方ははじめまして、ろし(@roshisyu15)と申します。
みなさまあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
5月の愛知も近づきつつある今日この頃ですが、東京の方で大きめのエクストラレギュレーションの大会であるumiエク対戦会in東京が行われました。
非常に多くのエクストラのプレイヤーがあつまり激闘が繰り広げられました。今回はトップカットデッキの公開されたのでそれらをベースにイベントガバレージのような形になりますが、振り返りをしていきたいと思います。
それで行きましょう。
umiエク対戦会in東京 2025/01/13
まずは、主催のumiさん並びにご参加された方々お疲れさまでした。
レジドラゴデッキがトップカットの半分を占め、さらには優勝する結果となりました。ただしそれぞれレジドラゴデッキへのアプローチも違い、ホルビーエヴォリューションデッキも2パターン入賞し、そのほかにも様々なパターンが試される等各プレイヤーの創意工夫が見える反面模索をしている様子が見れます。
デッキシェア率としてもレジドラゴがトップシェア率をマークし、ホルビーエヴォリューション系のデッキが追う形となりました。
レジドラゴ
その中で優勝に輝いたのはダストダスやヨノワールを使用しない、攻撃的な形のレジドラゴでした。
CL愛知2024からドラパルトやキュレムと言ったフィニッシャー、アカマツというユーティリティカードと言った相性の良い強力なカードを得てよりエクストラの王者としての体制を強固なものとしつつあります。
マーシャドー等最近のトレンドもそうですが、特に目に引くのはカリンの存在ではないでしょうか?
レジドラゴやルギアと言ったデッキに対して、グッズロック+カリンの組み合わせが強力に作用することは実証済みでしたが、このギミックを取り入れることができるデッキが非常に少数でした。しかし、テラスタルフェスにてどんなデッキでも起動が可能であるスボミーが登場したことによってどんなデッキでもこのギミックを使うことだけならばできるようになりました。今大会でも多くの方がこのギミックを採用し現在のトレンドになりつつあると感じています。
レジドラゴに採用されるこのギミックはミラーにおいて非常に強力に作用します。元々後攻を取った場合、レジドラゴの暴力的な先行制圧に対抗する手段が乏しかったです。このギミックの登場によって対戦相手のトラッシュを一掃しりゅうむそうの宣言が出来なくなる可能性が生まれてきます。また、レジドラゴに先制されて攻め込まれたとしてもこのギミックを使い、レジドラゴが行動不可能な状況に持ち込む事すらも可能となります。
今回の大会では、優勝、準優勝の2名のデッキにはこのギミックが搭載されており、そのほかの多くのデッキにもこのパッケージが搭載され今大会を通じてその優良性が証明されたのではないかと思われます。
逆にこのスボミーカリンパッケージに対してのレジドラゴの解答も模索されている段階です。このロックの上から起動するギミックを搭載するのか、はたまた別の攻撃角度から攻略するのか等今後の動向を注意深く追う必要があると考えています。
ホルビーラフレシアサザンドラ
前回のCL愛知2024で優勝を果たしたホルビーエヴォパッケージです。
ドラパルトexやケッキングex、コライドンex等様々なポケモンがアタッカーとして試されさまざまなバリエーションが試された中、今回はサザンドラをアタッカーとして採用された形が3位を収めています。
特に目に引くのは超ブーストエネルギーではないでしょうか?2進化ポケモンを3体以上並べなければならないという非常に重たいカードであるものの、デッキの特性上簡単に条件を達成させることが可能であり、サザンドラexの2進化、4エネ3色要求という超重量級のワザを用意に繰り出すことができます。
サザンドラexのオブシディアンがもたらす盤面への影響力とダメージクロックは非常に大きく、多大なボードアドバンテージとともに早ければ2ターンでサイドを6枚取りすることができるほど速やかにゲームを終わられることが可能です。
レジドラゴに加え、このホルビーラフレシアのパッケージの存在からグッズに展開を依存したデッキは非常に風当りが悪く一部デッキは環境から追いやられている印象を受けます。
先ほどのスボミーカリンパッケージではないですが、このデッキもそもそもグッズロックがメインギミックとして取り入れられたデッキであり当然ラフレシア+カリンの組み合わせでも機能します。カリンをどのように取り入れるかが現在の一つのトレンドであると言えるかもしれません。
イバラけんきゅうじょ
CL愛知にて劇的な登場を果たしたイバラけんきゅうじょがベスト8に入賞しました。
直接アーケオスを場に出す速度を重視したルギアVSTARとは別のアプローチを行ったデッキです。ルギアデッキとは違い、頂への雪道やソーナンスと言ったメタカードの影響を受けづらく展開が可能です。そもそもテツノイバラexのイニシャライズが強力に作用し機能不全を起こすデッキも多く、安全に対戦を進めることができる他、他のテツノイバラデッキよりも安定してエネルギー供給が可能でかつ強力なアタッカーもそろっているため、ゲームの決着まで非常に早いです。
テツノイバラによる制圧に加え、ドラゴンルギアのようなソニックストライクやげきりゅうポンプによるボードコントロールも可能と非常多彩な攻撃角度から脅威を押し付けることが可能であり、対戦相手に多角的な対処を要求させることができます。
先ほどのラフレシアによるグッズロックもですが、テツノイバラex等ゲーム最序盤から行動制限がかかることが多い環境であり、デッキに求められる要件が非常に高いものとなっている印象を受けます。
まとめ
エクストラ環境を定義しているレジドラゴの強化により今回は好成績を収めましたが、明確なレジドラゴメタとなりうるスボミーカリンというギミックが確立しました。このギミックの登場により今までレジドラゴに対して相性が悪かったデッキ、例えばリザードンex等のデッキがこのギミックを搭載することによってエクストラ環境に返り咲く可能性もあります。
スボミーカリンに対してのレジドラゴ側の解答しだいで環境が大きく変動すると考えています。
例えばレジドラゴ側が受け入れ何かしらのカードアドバンテージ手段にてリソースを巡る戦いを選択した場合、2年間続いていたレジドラゴの初動である先行2ターン目を中心としていたゲームレンジを巡るゲーム性が根本から崩れる可能性があります。その場合、次のゲーム性の軸が細かなダメージクロックを巡るゲームへ発展する等は考えられますし、もしかしたら広義でのアーキタイプ毎の相性関係を巡るゲーム性へ移行する場合もあります。その場合新たなデッキが環境に参入することも考えられますし、既存の現代のデッキパワーについてこれなかったデッキタイプに日の目が当たる可能性があります。これからの動向に期待しています。
それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。
バックナンバー
追伸
実はこっそりサブアカウントを作りました。
個人的なことを書くだけの日記のような使い方ですが、もしよければ会わせてみてみてください。