パソコン通信というカード
ポケットモンスターカードゲームというゲームが生み出されてそろそろ30年が経とうとしている。その間様々なカードが生み出され数えきれないカードがあります。
その中で代表的なポケモンカードは何か?
という問いに対して黎明期のカメックスLv52やオーキド博士と答えるベテランプレイヤーやエクバリーリエと答える人など様々な答えがあると思います。その中でこのカードをあげる人も少ないながらいると思います。
そんな30年近く愛されたカードがこの
ポケットモンスターカードゲーム第一弾で登場したパソコン通信です。
黎明期にデッキを支え、現代でもACESPECとして蘇り現代エクストラレギュレーションでもデッキを支える最も汎用性が高いカードの1枚だと考えています。
はじめましてろしと申します。
前置きが長くなりましたが、今回はCL愛知が近いこともありますしこのパソコン通信(ACESPEC)に対して自分の考えをアプトプットしたくてチラ裏紙に書くようなメモを書かせてもらおうと思います。
この先、10由旬
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パソコン通信とは?
手札二枚をコストに好きなカードを1枚手札に加えるというわかりやすい効果、その時々で必要な最適解にアクセスが可能であり事故回避や詰め、対戦相手の盤面制圧に対しての解答札のためのカードに代わる等非常に汎用性が高いカードです。
その汎用性の高さからとりあえず入れておけと言われることもしばしばあります。ただし、思考停止でこのカードを採用していいのか?と言われると私はそうとは思いません。その理由として汎用性は高いもののカードパワーとしては低いカードと考えているのが理由です。
ACESPECとは?
レギュレーションHへ移行し、ACESPECというカテゴリーが再登場し、普段スタンダードレギュレーションしかしない人からしてもお馴染みのカードとなっていると思います。
どれも他の類似したグッズやポケモンの道具と比べても1頭も2頭も抜け出た性能を持っていますが、私はこのACESPECのカードパワーをサポーターカード1枚分の強さ相当であると考えています。
例えば上記であげたプライムキャッチャーだとグズマ1枚相当、ポケモン回収サイクロンは実際のサポーターであるアセロラよりも範囲が広く上位互換と言っても良くサポーター以上のカードパワーを持つカードと考えています。そして今回議題として挙げたパソコン通信をサポーターでいうとレッドの挑戦相当といったところでしょうか?
ただしレッドの挑戦と違い、サポーター権を使用していないためパソコン通信で持ってきたサポーターをそのまま使用することができるため、実際の挙動は全く違うので比べるのも良くないと思いますが。
実際にこのパソコン通信で何ができるのか?上記で大雑把な例を書き出しましたが、残り59枚のカードの1枚に置き換える事ができるというカードであり、悪く言ってしまえばACESPECではない一般的なカードパワーを持つカード1枚に置き換わる効果でありそれ以上でもそれ以下でもないです。
つまりデッキの動きの再現性あげるカードであり、デッキパワーをあげるカードではないと考えています。
パソコン通信を使うべきデッキとそうじゃないデッキ
再現性と言っても初動だけではなく
例えばダストダス(XY9)が苦手なデッキがいるとして、そのダストダスに対しての解答としてフィールドブロアーとザオボー(バトルサーチャー含む)が採用されていたとして、解決札としてパソコン通信がこれらのカードに置き換わることも可能なため、対応しやすく再現性は高まると思いますが実際に対戦中に使用できる枚数が増えるわけではなく残り59枚でできること以上のことができるわけではありません。
では実際にどんなデッキならばこのパソコン通信というカードを使えるのか?ですが私はこのパソコン通信を使うデッキには2パターン、また逆にパソコン通信を使わないデッキに2パターンが存在すると考えています。
パソコン通信を使う余裕があるデッキ
59枚でデッキが完結しており、動きを再現さえできれば勝つことができるためこれ以上デッキパワーをあげる必要がないパターン。
上記のドラゴンルギアやデデンネGXやクロバットV等を多投するオールイン系コンボデッキがこれに該当すると思います。
もし、最適なACESPECが新規で登場した場合そちらに差し替えても問題ないパターンがここ。
パソコン通信を使わざるえないデッキ
メインプランの要求値が高く再現性に難がある、デッキの格子が弱くカードの代用も効きづらく回れば戦うことができるが・・・というデッキが少しでも再現性をあげるために入れるパターン。
基本的にデッキパワーとして低く、他のACESPECでデッキパワーを底上げする余裕すらないパターンが多いと思います。
パソコン通信を使用する必要がないデッキ
デッキの動きの再現性が高く、パソコン通信を使用せずとも問題がないデッキの中でもさらにデッキパワーを底上げする必要があるデッキ。
例えば例にあげたレジドラゴダストダスはレガシースター等を用いる事で高い再現性を持つもののゲームレンジが比較的後ろにありゲームが長引くこともしばしばあり、再現性よりもトータルでのパワーが重要となることが多い。さらにミラーゲームをすることも多くそうなるとデッキの自力勝負となることも多くよりデッキパワーが高い方が有利となります。もちろんパソコン通信にすることで再現性が高める事ができると思いますが、それ以上にデッキパワーを高めることのほうが優先度が高いパターン。
パソコン通信を使用する余裕すらないデッキ
これは少数だと思いますが、メインギミックにACESPECのユニーク効果が含まれておりそれ以外に選択肢が存在しない、もしくは59枚全てを使用するため手札コストに余裕がなくパソコン通信を使用する余裕がないパターンです。
仮に現在のスタンダードにパソコン通信が再録した場合スタンダードレギュレーション内でこのようなパターンになることは多いかもしれませんね。
終わりに
自分自身、とりあえずパソコン通信っていう言葉があまり好きじゃないのとパソコン通信が強いみたいな反応をよく見るためそれに対してのアンチテーゼとしての殴り書きです()
ただ一つ言いたいことは、デッキを作る際には今回のACESPECに限らず採用理由や目的の再考、またカードリストと再度向き合う等行うきっかけになってもらえたらなと思います。違う意見もあると思いますが、コメントなどいただけたら嬉しいです。
今回は以上になります。それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。