【ポケカ】2005年に活躍したスタンダードデッキ5選 【ADV/PCG】
クリックしていただきありがとうございます。ろしです。
前回、【ポケカ】2007年に活躍したスタンダードデッキ5選 【PCG/DP】という記事を書かせていただいたのですが、思いのほか反響がよかったので続編書かせていただきます。
今回は
とのことで2005年に活躍したスタンダードのデッキを5つ紹介したいと思います。
2005年はエキスパンションで言えば、ADV1~PCG5(まぼろしの森)までのシリーズとなります。
それでは早速行きたいと思います。
ルンパカルゴ
まず、最初にご紹介するのは「ルンパカルゴ」です。
ポケパワー「じならし」を持つマグカルゴと、ポケパワー「すいすいダンス」でカードを1枚引く能力を持つルンパッパを組み合わせたデッキです。
ルンパッパ自身が展開にも使え、なおかつメインアタッカーにもなるということで非常に安定したデッキであり、非ポケモンexデッキの筆頭でした。
非exである点よりWレインボーエネルギーやスクランブルエネルギーや超古代ワザマシン(岩)を使用することができる点、ポケモンexとのサイドレースになった際にも優位に立てる点がありながら、最大で110ダメージを出すことができるなど非常に強力なカードでした。
SM6b「チャンピオンズロード」でリメイクされてみたことがある方もいるかもしれませんね。
このデッキ自体、PCG2「蒼空の激突」実装当時よりデッキ自体は構築可能なのですが、苦手としたカメレアコロロ、マグマ団、ボーマンダexなどが隆盛をしていた2004年環境では使いづらく、このあたりのデッキがインフレについてこれなくなったことにより徐々に使われ始めたようです。
このデッキ自体、メインとなるポケモンが展開に用いられるポケモンであるという点、デッキから直接好きなカードを持ってこられる点より、さまざまなカードを入れたパリエーションがあり、
わるいガラガラ(PCG3)
ニョロボン(PCG3)
などを加え当時苦手としていたわるいバンギラスに対抗するなど環境に合わせてチューニングが可能なデッキでした。
ハッサムexを加えた形がこの年の全国大会にて2位を飾ることとなります。
わるいバンギラス
次に紹介させていただくのは「わるいバンギラス」デッキです。
発売当初は
同時に実装されたこちらのバンギラスに影を潜めていましたが、大会で徐々に結果を出し結果的にこちらのバンギラスが筆頭することとなります。
デッキの動きとしては「スピンテール」を用いてダメージカウンターをばらまき、
最終的に超古代ワザマシン(岩)を用いた「ストーンジェネレーション」で相手の場のポケモンを退化されサイドカードを一気に取ることを狙うデッキです。仮に相手が種ポケモンが軸のデッキや進化前のポケモンがHPが高くとも「おしつぶす」や「かみちぎる」での高打点を狙うことができるなどスキがないポケモンでした。
同時に実装された「ロケット団の幹部」「逆転!?マジックハンド」との相性も良く、コントロール気味に立ち回ることも可能なデッキで、環境に合わせ形を変えていき、キーカードである超古代ワザマシン(岩)がレギュレーション落ちしてからも使われるなどPCGシリーズを代表するデッキの1つであったと思います。
滋賀出身のプレイヤーがこのデッキを使い結果を出したことから「滋賀バンギ」の愛称で呼ばれることもあります。
ハッサム単
ハッサム単は当時の単体のスペックでは最強のスペックを誇るハッサムexをメインとしたアグロコントロール寄りのデッキです。
デッキの構成としては非常にシンプル、入っているポケモンはハッサムのみ、残りはハッサムをサポートする妨害系のカードや回復系のグッズで構成されています。
下手な打点をハッサムに入れてしまうとポケボディ「きけんしょく」が発動してしまい突然打点があがり手の付けようがない状態になるほか、「はがねのつばさ」「鋼特殊エネルギー」の組み合わせで中打点デッキではまずまともな打点を入れることができないということも多々ありました。
バトル場にいるハッサムexで突っ張るような構成となっているため攻撃の速度も速く、妨害系のグッズと合わせ不利なデッキ相手にも無理やり勝ちに行くこともできていたようです。
マイナーなデッキは上記の点からこのハッサムexに駆逐される形となってしまいました。このハッサムexの強さ故、この環境では弱点をつける炎ポケモンというのは一定の評価を下すことができていました。
レックマインサンダー
続きまして紹介させていただきますのはレックマインです。
マルマインexのポケパワー「エネエネボンバー」を軸としてレックウザex(PCG2)やサンダーex(PCG1)でエネルギーを回しながら戦うデッキです。
PCG3「ロケット団の逆襲」にて逆転マジックハンド・ロケット団の幹部などサイドカードの枚数で負けている時に優位働くカードが実装されたことにより、能動的に相手にサイドカードを引かせることの大きな意味を見出すことなりました。
序盤からロケット団の幹部で手札枚数を制限され、育てていたポケモンを逆転!?マジックハンドで駆られ、高打点のレックウザexが襲い掛かってこられたら堪ったものではありません。
ドルヘル
最後に紹介させていただきますのはドルヘル
にげるを制限するポケボディ「きゅうばん」と毒にしながらベンチ入れ替えをすることができるワザ「さそいどく」を持つユレイドル(ADV2)をグッズロックをすることができる特性「ロンリーハート」を持つヘルガーでサポートするコントロールデッキです。
にげるという行動とポケモン入れ替え・ワープポイントなどのグッズの使用を制限することでバトル場にポケモンを固定することが可能となります。
当時のポケパワーは特殊状態にしてしまうと使用ができないものがほとんどであり
「ピジョット(PCG1)」や「マグカルゴ(PCG2)」など有能なシステムポケモンをバトル場に固定してしまえばそれだけで相手は何もできなくなってしまうこともしばしばありました。
このように毒やスタジアム「砂漠の遺跡」や「のろわれた祠」などでじわじわとダメージカウンターを溜めていき、最終的に超古代ワザマシン(岩)やサンダース☆(実装後は)など勝負を決める、もしくは時間切れギリギリまで粘るなどの戦略が取られました。
終わりに
というわけでいかがでしたでしょうか?
2005年はロケット団の幹部や逆転!?マジックハンドなどゲームに大きく影響を与えるカードによりゲームに幅を利かせていた環境であったと思います。そのため早いデッキからシステムを構築してどっしり構えるデッキからコントロールデッキまで幅広いデッキが出現した時期であったと思います。またどこかの年代を切り取ってこんなこともできたら面白そうだなと考えています。
是非当時の思い出などあればコメントしていただけたら嬉しいです。
今回は以上になります。それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。
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