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マイナスをゼロに戻すとかじゃなくて

マイナスをゼロに戻すとかじゃなくて、プラスにしていこうね
ってお話しです。

それは、日常生活の中で、ポジティブな動機を持って選択していくってことなのです。

私たちのDNAには、スピリチュアルに目覚めるスイッチのような仕組みがあります。魂が転生を繰り返しながら旅を続けて、あるきっかけを元にスイッチが入って、高次の意識へと続く道に入っていきます。そのきっかけは、無条件の愛という尊い在り方に気付くことです。無償の愛は、無条件の愛の一部ですが、イコールではありません。無条件の愛は、完全なる許し、真の自己愛、慈悲、育みを含みます。


私たちは、過去世のことや、光の存在だった時のこと、新しい人生でやろうとしている神聖なことなどを、すべて忘れて生まれてきます。
なぜなら、『思い出す』ことが大切な大切なプロセスだからです。

思い出す作業は、時に辛さや痛みを伴います。
辛さや痛みが私たちに、自分という存在の尊さを思い出させ、この人生でやるべきこと、学ぶべきことへと導いてくれます。

そんな訳だから、目覚めることや霊的成長を使命としている魂は、過酷な環境や家庭をわざわざ選んで生まれてくるのもよくあることなんです。過酷な環境や家庭で育つ子供は、サイキックな能力が高まりやすいという側面もあります。それは、繊細な心を持つ目覚めた魂にとって、とても辛いものですが、その辛さを通して、さらなる成長をするために必要な強さや勇敢さを、私たちはちゃんと持って生まれてきています。


そして、過酷さに傷ついた経験から、癒しを求め始めます。
自分にあったモダリティのヒーリングテクニックや、スピリチュアルな理解を深め導いてくれる師と出会っていきます。

傷ついた自分を癒すのは、本当に大切。
肉体が傷ついたら旅どころじゃないでしょ。心だっておんなじだよね。

でも覚えておかなきゃいけないことがあるんです。
傷ついた自分を癒すのは、マイナスからゼロに戻す作業だってこと。
私たちは、健やかであることが本来当たり前なんだもの。そこからどう生きるか、何を求め、何を体験して、何を人生にもたらしたいのかを見つけていく、本当の自分を取り戻していくことが必要なんです。


だから、ある程度癒しが進んだら、自分を癒した先にフォーカスしていきたい。

癒すことが目的なんじゃなくて、癒して、健やかになって何をするのか、何を創造していくのか、どう在りたいのか、どんな存在としてこの世界で自分を顕わしていくのか。

マイナスをゼロに戻していく作業だけが目的になってしまったら、喜びを感じにくくなります。ヒーリングによって、辛さや痛み、傷ついた自分にフォーカスし続けているからです。癒しを自分に与えるとき、癒した先にある喜びにフォーカスしましょうね。光へと進んでいけるように。自分が愛の存在であることを思い出せるように。

癒しは、喜びをもたらす作業であってほしいな。
あなたがさらにさらに喜びに溢れ、毎日を笑顔で過ごせますように。


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