【Funキャンプ8】宮城県 休暇村気仙沼大島キャンプ場
こんにちは。
今回ご紹介するキャンプ場は、宮城県気仙沼市大島にあります
休暇村気仙沼大島キャンプ場
気仙沼大島には以前はフェリーで横断していたのですが、昨年の4月に橋が出来たことにより車で行けるようになりました。
気軽に行けるようになったこともあり、予約がなかなか取れないキャンプ場の一つでもあります。
海辺でのキャンプは初めてなので(ファミリーでは)楽しみにしていたキャンプです。また震災遺構・伝承館にもいい機会なので行ってみました。
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2020年9月の4連休、以前から行ってみたいと思っていた気仙沼大島にあるキャンプ場に行ってきました。
私が住んでいる所から車で2時間半。同じ県とはいえ、ほぼ岩手県に近い場所にあるので気軽に行ける場所ではありません。
以前から大島にキャンプ場があるのは知っていたのですが、フェリーを利用して行かなくては行けなかったので、そこもまた遠のいてしまう原因でもありました。
昨年橋が出来たこともあり、だいぶ行きやすくなりました。
さて、休暇村についてチェックインを済ませ、キャンプサイトへ。建物からはかなり離れているので、建物内にあるお風呂を利用する時は車で来ることになります。
サイトに着いたのはいいのですが、とにかく狭い!!今までで一番小さいサイトかもしれません。そしてこの日に限って2ルームテントを持ってきたもんだから設営に悩みました。ドームだったら余裕ですが、2ルームテントとなるとちょっと厳しい・・・。
それでも何とか張りましたけど、ここのサイトだけかもしれませんが、ペグが刺さらなくてこれまた苦戦。この場所だけ岩盤なのか・・・。表土は5cm程度の粘土混じり砂で、その先がゴリゴリした感じ。木の根っこでもなさそうな感じでした。これではテントに付いてきた付属の黄色いペグ(プラスチック製)は壊れてしまうので、鍛造ペグを使いました。ガイドロープは付属のスチールペグ(ちょっと太め)は何とか打ち込めました。とりあえず張ったものの、修正しようとペグを抜こうをしたら、今度は抜けない!!修正は諦めましたが、撤収する時の事も考えてフロントに相談。バールを借りることになりました。
設営に時間がかかり、しかも施設内のお風呂は宿泊客との密を避けるために、キャンプ場利用者は13時から16時までの利用。お風呂に入るには15時までに受付してくださいとの事でしたので、設営終わったのが15時半でアウト。この段階でかなり疲れました・・・。
コインシャワーは24時間使えるので、お風呂はシャワーで済ませることにして夕飯の準備です。
今回借りたサイトには流し台が付いていました。これは便利でしたね。いつもならタンクに水を汲んできたりしてましたから、特に天気も良かったので、目の前で洗い物が出来たりするのは良かったです。
ダッチオーブンが使えそうなコンロ?がついていましたが、水が溜まっていて使えそうにない感じ。
風もなく気温も過ごしやすく穏やかな天気だったので、星空の下で食べる夕飯はとても美味しかったです。今回は久しぶりにスモークもやってみました。
簡易燻製機。私が行っていた美容室の店長さんに教えてもらった方法。串で網を置く場所を決めて、あとはスモークチップ、食材を入れて待つだけ。段ボールはホームセンターで200円位?網や串、スモークチップを入れる皿類は100均。スモークで臭くなった段ボールは捨てて帰ってこれるし、たまにしかしないのでこれで十分。
そして、この日はル・マン24時間レース。星空の下でレースを観るとは思ってもみませんでしたが、トヨタ8号車が3連覇の瞬間を観る事ができました。
今回借りたサイトはサニタリー棟はサイトに下の方にあり、そこにはトイレとコインシャワーがあります。サイトから登った所にもトイレがあり、そこは和式トイレでした。
トイレに行くには登るか下るかで、特に下りはかなりの傾斜。行きは良い良い、帰りが大変・・・。息が上がる感じ。太ももの裏の筋肉にかなり効きます。
サニタリー棟の近くにもサイトがあり、そちらは海がみえるオートサイトとフリーサイト。私たちが借りたサイトよりも余裕がある感じ。
我が家のサイト・・・
今回サイトも狭い事もあり、ガイドロープがしっかりと張れてないのでテントに歪みがある。カッコ悪いわ・・・。
せっかく島に来たので、歩いて行ける浜はないですが、砂浜にも行ってみました。
実はキャンプ場近くにも十八鳴浜という国の天然記念物に指定された砂浜があるのですが、そこに行くには途中から徒歩で、しかも『マムシが出る』らしく、行きたい気持ちはあったのですが、最悪の事態も考えて止めました。
震災で津波の被害があった大島ですが、こちらも復興が進み橋も出来たことでより観光客に来てもらおうと開発が進んでいます。
過去に小田の浜に来たことがあったのですが、やはり変わってました。
2日目は震災遺構・伝承館にも行ってきました。旧・気仙沼向洋高校です。
キャンプの話とはズレてしまうので簡単に書きますが、施設内を観る前に震災時直後の気仙沼の様子などビデオ上映をみます。これを見てから施設見学となりますが、ビデオ上映はその時の事がフラッシュバックするような感じです。津波が町に押し寄せてくる状況や被害にあった方々のお話などもあります。本当に胸が苦しくなるような思いでした。
それでも気仙沼の町全体が復興に向けて、明るい雰囲気になっている気がしました。
今回は2日目を観光に利用した為、キャンプ場でゆっくり過ごす事はなかったのですが、久しぶりに浜辺に行ってかなり癒されました。また震災遺構・伝承館は一度見た方が良い!という事もあり、気仙沼はなかなか行かないので行ってみましたが、同じ宮城県民でも津波は経験してないですから、どれほど怖くて、そしてここまで来るのにどれだけ大変だったのか・・・という事がわかりました。震災から9年半が経ちましたが道半ばです。これからが復興に向けての出発なんだと私は思いました。
3日目の撤収は、バールを借りたこともあり無事ペグを抜くことが出来ました。鍛造ペグはやはり強いですね。曲がる事なく抜けました。テントに付属しているスチールペグは、通常の物より太めにもかかわらず若干曲がってしまいました。なかなか今回のようなサイトはないと思いますが、鍛造ペグ持ってて良かったです。
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休暇村気仙沼大島キャンプ場は自然豊かで、星も凄く綺麗に見えました。橋が出来た事で買い物にも行きゃすくなったので、買い忘れをしたとしても大丈夫だと思います。
サイトですが今回私たちが借りたサイトは高台に位置しており、法面に岩盤の層が見えたので、他の方はしっかりとペグ打ちが出来ていたようなので、たまたま私たちの所だけが固いグラウンド(岩盤層)だったのかもしれません。
お風呂は思ったほど広くはなかったですが、アメニティーもそろっていますし、ドライヤーも完備。ただキャンプ場利用者の時間が短いので(コロナ禍でしょうがないのかもしれませんが)そこだけがちょっとマイナスです。
宿泊施設がメインでキャンプ場にはあまり手をかけていない感じがしました。高台のトイレはトイレットペーパーの補充はしてありますが、汚物入れは私が滞在している時はごみの回収がされていませんでした。
またサニタリー棟にあるシャワーですが、場所によりますが水圧が安定しておらず、使用途中でお湯の出が悪くなることがありました。シャワーカーテンのカビも酷かったです。
自分用の気仙沼のお土産にこちらを買いました。
とても飲みやすく美味しいお酒です。そしてこちら・・・
これなんだかわかりますか?(分かったら凄いよね!)
実はコレ、マンボーのお刺身です。売っている時は塊ですが、家でスライスしました。気仙沼では時々マンボーが網にかかるらしく市場にも出ます。酢味噌で食べるのですが、マンボーには味はなく、貝に似た触感。コリコリ、プリプリした感じです。
キャンプ場の詳しい情報はHPでご確認ください。
ネット予約可能です。
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