話し過ぎる病は、決して治らない。
オンライン英会話あるあるで、生徒の不満で一番多いのは「講師が話し過ぎる」ということだと思う。
ワンストロークの話が異常に長い講師、すぐに話を遮る講師、話を遮って続きを引き受けるものの頓珍漢でこちらの意図したこととは違う事を述べる講師。
態度が悪いのは比較的、簡単に改まりやすいような気がする。ほとんどの講師はわざと態度を悪くしているわけではなく、その国の文化圏では問題ない行動を、日本では行儀悪いことを知らずにしていることがほとんどだから。たとえば、激しいげっぷをするとか、怪獣みたいに大きい口を開けてあくびをするとか。
プライベートな事を聞きすぎる講師も多いが、たいてい文化の違いなので、その都度、「答えたくない」と答えれば、相手も避けるべき質問を理解してくる。
しかし、話し過ぎる病気だけは、治らない。1回くらいは話し過ぎるのを止めてくれても、その次には元通り。
初対面から話し過ぎる講師はほとんどいなく、だいたい2回目、3回目でその病気を隠しきれなくなる。
話し過ぎる病と併発する病気が、話を遮る病、話を引き受けるが頓珍漢病で、必ずこの3つはセット。
ところがなぜか!人気の講師として並んでいるのは、ほとんど話しすぎる病の講師。なんで?
話し過ぎる病の講師に共通する美点は一見「感じが良いこと」。みんな、その感じの良い空気で、騙されているのでは?私からしたら一番たちが悪いのですが!
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