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シェーグレン症候群と関節リウマチについて
ここでは実際に私が患っている
シェーグレン症候群と関節リウマチという病気について簡単にまとめてみます。
(病気になって改めて調べました。
一応看護師やってるけど…
名前は聞いたことあるけどどんな病気だっけ?
難病だったよな?
国試で勉強したドライアイになるやつ?
お恥ずかしいですが、実際に働く中で
あまり関わることがなかった病気。
診断されてから改めて勉強しました。)
個人的に興味があり東洋医学も絡めています。
1. シェーグレン症候群と関節リウマチとは?
シェーグレン症候群と関節リウマチは、自己免疫疾患の代表的な例です。これらの疾患では免疫システムが自分自身の組織を攻撃してしまいます。
シェーグレン症候群は、涙腺や唾液腺などの外分泌腺が障害されることで、目や口の乾燥といった症状が現れます。また、関節痛や全身の倦怠感を伴うこともあります。
関節リウマチは、関節の炎症を引き起こし、腫れや痛みを伴います。進行すると関節の変形や機能障害を引き起こすこともあります。
これらの病気は、日常生活に大きな影響を与えるため、適切な診断と治療が重要です。
2. 症状を見逃さないために:日常生活で気をつけること
シェーグレン症候群の症状
目の乾燥(目がかすむ、ゴロゴロする)
口の乾燥(飲み込みにくい、虫歯が増える)
関節痛や筋肉痛
慢性的な疲労感
関節リウマチの初期症状
朝のこわばり(関節が動かしにくい)
手や足の関節の腫れや痛み
発熱や体重減少を伴うことも
日常生活でこれらの症状に気づいたら、無理せず早めに専門医を受診することをおすすめします。
3. 診断の流れ:病院で何をするの?
シェーグレン症候群の診断
血液検査で抗体(抗SS-A/SS-B抗体)を確認します。
唾液分泌量の検査や涙液分泌量の測定も行われます。
関節リウマチの検査
血液検査で炎症の程度やリウマトイド因子(RF)、抗CCP抗体を調べます。
X線やMRIで関節の状態を確認します。
東洋医学での診断
体全体のバランスを重視し、舌や脈、肌の状態を診て体質を分析します。
病気の根本原因を探る視点が特徴的です。
4. 治療方法の選択肢:西洋医学と東洋医学の融合
西洋医学の治療
シェーグレン症候群では、人工涙液や唾液代替剤を用いて乾燥症状を軽減します。
関節リウマチには、抗リウマチ薬(DMARDs)や生物学的製剤が使われます。
東洋医学のアプローチ
漢方薬や鍼灸が体の免疫バランスを整えるのに役立ちます。
例:シェーグレン症候群には「麦門冬湯」、関節リウマチには「桂枝加苓朮附湯」などが使われることがあります。
体質改善を目指すため、食養生や日常生活の見直しも重要です。
西洋医学と東洋医学の併用により、症状の緩和と根本的な治療を両立することが期待されます。
5.シェーグレン症候群は指定難病
指定難病の認定には、明確な診断基準を満たしている必要があります。シェーグレン症候群の場合:
抗SS-A/SS-B抗体 の存在
涙液や唾液分泌の低下(シルマーテストや唾液腺機能検査)
唇腺生検によるリンパ球浸潤の確認
などが診断基準となります。
次の記事で実際に診断されるまでの経過や症状について
まとめていこうと思います(^^)
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