エグゼファンがモックバトルをプレイして

本記事はロックマンエグゼシリーズ既プレイ向けに書いているため、エグゼ世界での単語、用語、略語を使用します。
エグゼ知らん人はつ○○すの動画でも見てくればいいんじゃない?

モックバトルとは

モックバトルは、もつく(@nikomotsuku)氏が制作したフリーゲームです。
ロックマンエグゼ風なアクションゲーム、というかほぼほぼエグゼです。

搭載システム

モックバトルには以下の要素が入っています。
・ストーリーモード
・プラグイン(独自性あり)
・チップシステム(独自性あり)
・P.A(プログラムアドバンス)(独自性あり)
・クロス(ソウルユニゾンよりはクロス)(独自性あり)
・フォルダ構成(独自性あり)
・ナビカスタマイザー(独自性あり)
・オンライン対戦

上から1つずつ解説していきます。

ストーリーモード

エグゼに引けを取らないストーリーが現在、3章までプレイできます。(続きが出るのかは不明)章の展開もしっかりとエグゼ同様に、日常⇒事件⇒解決⇒就寝 を行っています。

プラグイン

最初は少し戸惑いかねないのがこのプラグイン、というかプラグアウト。
なんとモックバトルでは電脳世界側の専用出口から出ると、現実世界も移動する。というかそれぞれの現実マップはほぼ独立しているため、移動できない。

大まかにエグゼで言うと
熱斗の家1F⇔2F(熱斗の部屋):移動可
熱斗の家⇔秋原町:移動不可
2F(熱斗の部屋)からプラグイン⇒メイルのHPの専用出口でプラグアウト⇒メイルの部屋に移動
こんな感じになる。電脳での移動が電車での移動を兼ねてる、という認識。

チップシステム

ここはエグゼとかなり違う。けど面白い!基本的なルールは一緒で
・チップは最大1ターン5枚
・一緒に選択できるのは名前やコードが同じ場合
・*は一緒に選んでいい

で間違いありません。が、コードだけは違うんです。
コードはモックバトルではカラーとなっており、キャノンA・B・Cはキャノン赤・青・緑のようになっています。

ここからが大きな特長で
カラーには赤、青、緑、黄、白、黒の6色に分けられています。最初の4色は普通のコードのチップです。白は*なのでどの色とも一緒に選択できます。

そして黒
黒は暗転チップ、と言えば伝わると思うのですがニュアンスが異なります。エグゼで暗転と言えばナビチップを想像することが多いと思います。
しかし「暗転チップは必ずしも暗転チップ、では無い

先程挙げたキャノン黒があるんですよ。

勿論全てのチップに黒がある訳ではありません。一部のみです。
しかし普通のチップ同様のカラーがありながら、暗転する黒も存在しています。これにより一辺倒なデッキ構成になるのを防いでくれます。

更に、黒のみに
・黒は他のカラーと一緒に選択できるが1ターンに1枚しか選択できない
というルールもあるので、デッキの黒比率なども考えさせてくれます。

P.A

勿論ありますが、ここにも違いがありました。
エグゼでは夢剣を作る場合、ソード⇒ワイドソード⇒ロングソードの順番が固定されていました。この固定がモックバトルではありません。

いちいち順番覚える必要無いのは楽でいいですよね。先に使おうとしたチップがP.Aのチップ並びになってると吸われる弊害もありますが。

クロス

しっかりあります。しかもナビカスで変更可能。現在5種類のクロスが存在していますが、ナビカス側で使えるクロスを3種類まで選択できます。これにより対戦で「相手がこのクロスになったからこれ使ってくるな」などの駆け引きが産まれます。

そして面白いと思ったのが脱着ができること。
エグゼ6では1戦闘の中で ロックマン⇒ヒートクロス になった場合ヒートクロス⇒ロックマン はできませんでした。
しかしモックバトルでは出来ます。しかも再装着までも可能。

クロスは弱点喰らうと解除される仕様でしたからね。

フォルダ構成

まず大きいのはフォルダの保存などができること。サブフォルダなどが無い代わりに、データとしてPCに保存でき、読み込みができます。
基本的な構成ルールは6に近くなっており、容量の代わりにレア度が投入枚数を制限します。

今のところメガ・ギガ系は存在していないのでレア度がその扱いだと認識しています。

レギュラーチップも少し仕様が変わっており「毎ターン手札に1枚くる・P.Aには使用不可」となっており、キャノンが3枚入っている場合
1ターン目:レギュラーのキャノン選択&使用
2ターン目:2枚目のキャノンが確定で手札にくる
となります。

ナビカスタマイザー

一番その人の性格が現れるであろうナビカスもしっかり搭載。しかもオリジナリティーまである。すごい!

まずバグになる要素が無い。コマンドラインやはみ出しがありません。
プログラムを色のとこに置くだけ。白はどの色ゾーンに置いてもOK。使えるのは空いてても使用可能ポイントまで。

そして置いている色プラグラムの一番多い色にボディーが変更されます。
特定のチップは特定のボディー色になっていると追加効果を出すものもあります。(赤ボディーだと対インビジ追加など)

こちらもフォルダ同様に保存や読み込みが可能。
対ウィルスやナビと対人だとかなりカビカスも変えますからね。
こういう部分はかなりありがたい。

オンライン対戦

サーバーに接続してオンライン対戦も可能。ディスコの鯖もあるのでそこで募集するのがいいみたい。私もそのうちやりたいね。

気になったこと

こんだけすごいすごいと褒め称えたけど気になる部分もあります。

まずは移動。やっぱり最初は慣れない。特にエグゼをやっているとエグゼの感覚でプレイしてしまうので現実で移動したいときに困惑したり…。

次に戦闘。エグゼだとかなりスピーディーな感じが強くて、移動とチャージショットに硬直を感じさせません。しかし間違いなくモックバトルは1テンポ遅い。特にチャージショットはエレメントソニック入力できるくらいには硬直を感じます。

しかし遅い、ではなく丁寧。とも捉えられます。
1つ1つの行動にしっかりと考えを巡らせ、このパネルにいるから有利、相手はここにくるだろう。などを予測できる余裕があるとも考えられます。

総評

いやもうここまでのクオリティーを個人でフリーで出してるのが信じられない。ってくらいにすごい。ただこれはあくまでエグゼをやっている人間だからこそ感じるのかもしれない。

でもやっぱりエグゼファンとしての評価は満点です。
これからも更新、楽しみにしております。

みんなもモックバトル、やってみてね。
DLはこちらからどうぞ(ふりーむに飛びます)

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