積極的な休息

何かを作り上げる時、よくこんなにいろいろ思いつくな、と自分でも感心することがあります。

それが何年経っても続くこともあり、このままずっと同じことをし続けるのではないかと思うのです。
でも、ふとしたきっかけで、いや、ふとしない、何か大きな出来事で、全てを止めないといけないことが自分の人生では度々起こり、想像力を作り上げることに回している場合ではない状況になるのです。
そうすると、もうどう足掻いても頭が働きません。
想像することを趣味の範囲ならまだしも、仕事にしてしまった時は大ごとです。

そういう時は思い切って、休むことを最優先にします。
貧乏性には休むことが最大の恐怖ですが、それをしっかりしないで、いやいや惰性でやっていると、想像の泉が枯渇して、さらなる恐怖に苛まれます。

しっかり休んだという目安は、想像の洪水が起こるのが自分の場合です。

以前に何かで読んだのですが、「積極的な休息」という言葉がありました。
前進することより「休息」の方が頑張らないといけないことのようです。

定期的に、頭や体を空っぽにすることを強制的にする習慣をつけることが、持続可能な自分を作り上げることになるのだと再確認中です。

4月は新しい環境に入られる方も多い時期です。
何か新しいことを始めると、「休む」という大事なことをおざなりにしがちです。
どうぞ、身体の声をきちんと聞いてあげることは忘れずに、「突き進む、頑張る」より、まだ疲れていないと感じる時も、「休む」ことを何より大事に生活していただければ、と思います。



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