chap.5 人種差別

人種差別とは
人種的偏見によって、ある固定の人種を差別すること。

まずは昨日のリーグ戦 第4節 5-0 1G1A⭐︎ 
コンディションは万全じゃなく思うようにプレイ出来ませんでしたが、最低限結果は残せたかなと、、、
しっかり怪我を治して来週に向けて良い準備をしていきたいと思います‼︎

本題に戻ります。
人種差別とネットで調べると上のように出てきました。
なぜ僕がこの内容を書くのかというと、僕も実際にドイツに来て差別や偏見を受けたこともあるし、国外に出たサッカー選手が人種差別的言動をした・された、試合中にサポーターから差別された、という記事がよく目に入ってくるし、絶えないからです。

まずは、1年目のチーム。今では仲良しですが、加入が決まってプレシーズンが始まった時には、日本人だからといってトレーニング中から不要なファールを何度も受けたし、ミスは全部自分のせいにされたり、パスもあまり回って来ませんでした。正直腹が立って仕方なかったし、悔しかったですが、こいつら全員を見返すと心に決め、トレーニングや試合に取り組んでいました。自分が活躍をし出すと、徐々にチームメイトからの信頼や期待が増えていって、リーグ戦が始まって少し経つと逆に何も言われず伸び伸びプレイさせてもらいました。ただ、それまでの2ヶ月くらいは本当に死に物狂いだったことを想い出します。

次は試合中に対戦相手と相手チームのサポーターから差別用語を言われました。これも本当に腹が立ちました。その場では無視してプレイを続けてましたが、頭の中にその言葉がずっと残っているし、なんでそんな事言うんだろう。と疑問にも想っていました。もし自分に言って来た人が日本に来て差別用語を言われると嫌な気持ちにならないのかなと。絶対なると思います。差別用語を言われて嬉しい人なんてこの世に1人も居ません。
去年アメリカで肌の色が違うだけで、白人警察官が黒人を殺害したニュースが日本にも流れていました。その事件に対しての歌もあります。
肌の色が違うだけで、産まれたところが今住んでいる場所じゃないだけで、人を見た目で判断してそれに勝手に偏見を持つ。
2年前からコロナが流行り始めたましたが、その時もアジア人だからといって冷たい目線を受けていました。思い出すだけで、なんで？とその場の人に言いたいくらいです。
もっと人の中身を見て欲しいと切実に思います...。

暗い話ばかりしてましたが、ヨーロッパで生活していて嬉しかった事が無いわけでもありません。
一度買い物に行って、洋服を試着した時の話です。
試着した服が少し小さかったため別のサイズがあるか聞いて、店員さんが探してくれている時に試着した洋服を畳んで元の位置に戻しました。別のサイズを持って来てくれて、サイズがバッチリだったので会計をしている時に、「日本人？」と聞かれました。「うん、なんで？」と聞くと、
「正直見た目だけではアジアのどこから来たかは私達からはハッキリ判断できない。あなた達も私達がどこから来たかハッキリとは判断できないのと同じで。でも、アジアの中で日本人が1番良い‼︎さっきあなたが試着した洋服を畳んで元の位置に戻したのを見てたから日本人って分かった。他のアジアの人は基本的にその辺にぐちゃぐちゃにして帰るから。」と言われたことがあります。日本では普通の事だと思っていつも通り元の位置に戻すことが、普通じゃないんだとその時知りました。

今まで体験して来た事を話して来ました。日本では体験できない事です。この世界から差別が消えることは無いのかも知れませんが、ふざけて言ったりする事でさえも本当にやめてほしい。
上の写真は、僕が点を決めた後、ドイツ人・スペイン人・日本人が喜んで抱き合っています。
まずは、サッカー界から‼︎
サッカー界から発信で、アジア・ヨーロッパ・アメリカ・アフリカ...全ての場所で無くしていきたい、そして、無くなって欲しいと想います。

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