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chap.9 ドリブルの意味

前回読んだ方や僕のプレイスタイルを観た事がある方は分かると思いますが、
僕はドリブラーです。

今回は、
僕のドリブラー像。
について書いていければなと思います。

chap.8 で、僕はわがままで、ドリブルが好き。と書きましたが、その中には別のアイディアもあってドリブルをしています。

まずは、昔からドリブルが好きで、相手を食い付かせたり、逆を取る事が好きだという事です。
その自分のドリブルで観客が湧いた時が本当に最幸だからです。

次は、相手に恐い選手と思われたいからです。
僕は主にサイドハーフ・ウイングやトップ下と攻撃的なポジションでプレイをしています。
相手がバイタルエリアに入って来た時にドリブルで仕掛けられると嫌だし、対応も他のエリアと変わってきます。
もちろんパスも出来る、シュートも打てる、ドリブルも出来る。というような考えの元、ドリブルするのがドリブル中の僕の頭の選択肢にはあり、相手のアクションやリアクションによってプレイは変えています。
相手がバイタルエリアでボールを持った時に、このような持ち方の選手は本当に恐いです。
そのような選手になる為、バイタルエリアに入った時は常に仕掛ける事を頭に置いています。

最後は、味方を数的有利にさせる為です。
先日の試合では、自分がボールを持ったら相手選手は3人奪いに来ていました。サッカーは11対11でするスポーツです。そのうちの3人が奪いにきたという事は、味方は2人数的有利という事になります。この状況では、1人で抜きに行くのか、簡単にボールを離すのかというタイミングがとても重要で、もちろん3人抜くと2人数的有利だったのが+1されて、3人数的有利になります。これがベストではありますが、僕はメッシでもネイマールでもないので、簡単に離してもう一度動き直す事を選びます。

ドリブルは自分が気持ちよくなる為だけのプレイではないということです。

少し話は変わりますが、
試合中やトレーニング中はいろんなシチュエーションがあり、敵もいるので相手ありきのスポーツです。
こうなったら、こう。
これだから、これ。
そうしたら、絶対こうなる。... などは有り得ないと思っていて、もっともっと頭を柔軟にして、主観的に観るのではなく客観的に観ることができれば、もっともっとサッカーの深いところまで惚れる(掘れる)のかなと思います。

なぜあの選手はあそこを観たのか
なぜあの選手はあそこを選んだのか
なぜあの選手に走ったのか
なぜあの選手は、、、
など、いろんなシチュエーションを考えると、もっとサッカーを面白く観れると思うし、
この「なぜ〜」が分かった時、また別のアイディアが出て、さらに選択肢が増えていくのかなと思っています。

試合観戦する時は、ただ観るだけじゃなくて、この「なぜ〜」を頭の片隅に置いて観ると、もっと楽しみが増えると思うので、片隅にちょっとでも置いてみてください⭐︎


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