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エヴァの謎図形を描く方法

8の字の幾何学図形がかっこいい

今更ながら、エヴァンゲリオンねたです。エヴァには多くの魅力があるわけですが、その一つがデザインセンス。六角形ベースの図形や紫を基本としたカラー。天才的としかいいようがありません。

で、そんなデザインの中で個人的に「何これ」と思ったのが、どこかに出てきたタイトル画像の8の字の幾何学的な謎図形です。これっていったいどういう構造?

イラレで描く方法

そこで、いろいろ試して洗練してきたので、この謎図形の描き方を紹介します。使用アプリはイラレ(illustrator)です。

1.大小の四角を並べる

正確な図形を描くためにはベースが肝心です。まず、大きい正方形と、その半分のサイズの正方形を2種類作って、45度回転させて、次のように並べます。これが基本的な構造となります。

2.四角に内接する円を描く

四角を円にします。スタイライズ→角を丸くする、で大きな数値を指定すると辺に内接する円が描けます。

3.線を一部カットしてつなぎなおす

円の一部をカットします。そして、数字の順番で1つずつ繋ぎなおします。アンカーポイントをダイレクト選択して[Ctrl]+[J]ですね。

全部つなぐとこのような一筆書きの図形になります。

4.平行線を描く

あとは図形の平行線を描くだけです。平行線を描く簡単な方法としてアートブラシを用いる方法があります。
5本の平行線を描いたらスウォッチ登録します。新規アートブラシを作成し、スウォッチ登録した平行5本線をアートブラシとして登録します。

図形に対して平行線のアートブラシを適用すると、このようになります。

5.同心円を作って配置する

同様にアートブラシを使って同心円を作ります。これを目の部分に配置します。円のサイズや配置は目分量で調整します。次の例では5本線の同心円を作って、そのうち3本だけ使用しています。

6.デコレーションして完成!

空に投影される光のラインとして装飾してみました。スタイライス→光彩(外側)を施すと、ネオンカラーのような効果が出せます。

まとめ

そもそも、このようなミステリアスな幾何学図形を考えた人は誰なんでしょうか? 中央だけ見れば目のように見えますし、全体的には無限大マークのようで輪廻転生といったイメージです。思いつきそうで思いつかない図形としても秀逸だと思います。

すごい!

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