福島第一原発で5・5トンもの汚染廃液漏出
あちこちと不祥事が相次いでいる原子力業界ですが、またもや、東京電力福島第一原発で2月7日午前8時53分頃、協力企業作業員が高温焼却炉建屋東側壁面の地上高さ約5mに 設置している第二セシウム吸着装置(サリー)ベント口(吸着装置内で発生する水素の排出用) から汚染水が漏えいしていることを発見し、昨日、8日に東京電力が記者会見を行い、この量がおおよそ5・5トンくらいで放射性物質は全γで2.2E+10Bqと評価)(220億㏃)と発表しました。
https://www.tepco.co.jp/decommission/information/newsrelease/reference/pdf/2024/1h/rf_20240207_1.pdf
しかし、これら東電の資料は過小評価と私は考えています。つまり、5トンもの汚染水が漏れ出たという言葉で良いのでしょうか。東電は敷き鉄板上では厚さ1mmと発表し、敷き鉄板の隙間から土壌に沁み込んだといい、この汚染された土壌の撤去作業も行うと言っていますが、上の画像を見るとわかるのですが、隙間ではなく地面に汚染水が溜まっていますし、敷鉄板上に溜まっている汚染水も厚さ1mmとは到底思えません。
今日の時点では昨日の東電会見が見れませんので会見にのぞまれていたおしどりマコ氏のツイキャスからご覧下さい。ちなみにマコさんの発表では漏れ出た放射性物質の量は次のように取材されています。