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韓国で戒厳令

 私は一昨日の夜は眠れずに起きていて、12時過ぎ就寝前に何気に、Yahooを覗いたら速報で「非常戒厳」の文字が出ていたので、驚き、記事を読むと韓国だということがわかったものだから、YouTubeに飛び、くぐると、ソウルの国会前に市民が続々と集まる光景で大変な事が起き出したと思いながら、眠りに付いた。 
 そして、昨日のお昼前になってあらためて、報道を見ると韓国の尹錫悦大統領が非常戒厳宣布したことが分り、内容としては尹大統領はもともと、野党を「反国家勢力」と見なしていたところへ、一昨日の夜、いきなり、尹大統領が軍隊を動員し、議員も国会に入れず戒厳令を発し、市民が国会前に集まり始め反対行動を行った結果、議員たちも国会に入り、4日午前1時頃に「非常戒厳解除要求案」を尹大統領が受け入れ、午前5時頃の国務会議(閣議)で非常戒厳解除を議決することで終わった。

 では、韓国の「非常戒厳」とは、どのような法律なのか、読むだけで恐ろしくなる内容なので読んでみて欲しい。(赤の囲い部分

 いわば、日本の戦前、戦中にもこのような内容の法律があった事を思い出して欲しいのだが、いわゆる、国策に反対すれば「令状なしに逮捕、拘禁、強制捜査」が可能というものだ。
 韓国では、この悪法に対して唯一の救いとして、非常戒厳を解除するための法律があり、6時間後に解除に至ったわけである。

 これには在籍議員の過半数が賛成しなければ解除ができないというもので、与党の在籍議員が多ければ賛成が難しくなり、独裁国家となり、当然、日本にも影響が出ることは間違いないと私は思う。日本にも酷似した「緊急事態宣言」なる草案が可決されれば、また、日米安保の強化もあるところから、同様な事態になる可能性もある。上の画像を見てもわかるが、抗議し、小銃の筒先を掴む国会議員の女性に軍隊の兵士が銃口を向けている

 嘗て、韓国では戒厳令によって多くの市民が軍隊に殺傷されている。このような事が日本であってはならない。



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