原発死

 昨日、東京ベイから車椅子で退院してきまして、途中で住まいの近くのスーパーで650円の握り寿司パックと牛乳、オレンジジュースを買い求め、なんとか、帰宅してから、昼と夕食として、夕方に食べ、夜は午後10時ころから、ひさしぶりの自分のベットで眠りました。
 そして、朝、7時ころ目覚め、血圧測定127/76、体温36・6度で平熱で起床。
 ベットで身体を動かし、呼吸訓練してから、食事の前の漢方薬(当帰芍薬散)を服用してから昨日、マンションの玄関に設置したある集合ポストの暗証番号のダイヤル違いで開かなかったの朝から6段の階段に挑戦しましたが、なんと、病院で無理かも知れないと言われていた、階段がすんなりと降りることができました650円の握り寿司パックと牛乳、オレンジジュースの力は病院食の何倍だろう。

 病院食などいつまでも食っていたら、退院などできないことを痛感しました。🍣に鰻、が病院ででたら、みんな早く退院できるかも。

  さて、この本を以前、紹介しましたが、みなさん読まれましたか?
 松本直治という老コラムニストはあまり知らていませんが、彼の息子さん(勝信)氏は近代科学としての原発に夢を持ち、北陸電力に入社されたのですが、当時の北陸電力は東京電力や日本原子力発電

 などから、技術を得るために若い社員を東海第二や敦賀原発などに原発労働として管理区域に派遣させていたのです勝信氏はそのために、舌ガンを患い、千葉大で手術をするも転移が進み31歳で亡くなられました。その一人息子を奪われた父親の手記が「原発死」として書かれています。

 そして、最初の序文として松本直治氏の戦友でもあった、井伏鱒二が『「放射能」と書いて「無常の風」とルビを振りたいものだ』とだして著者に贈られています。



 さて、私の拙文も載せてくれた中日新聞から出版された「君臨する原発」も「原発死」に併せて、未読の方は是非お読み下さい。




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