福島第一で心肺停止事故
6月13日の東京電力定例記者会見で協力企業の東京パワーテクノロジーの作業員が福島第一原発構内の2号機西側にあるトレンチ内での作業後に休憩所に戻り、倒れていたところを発見したが、すでに心肺停止状態であるところから、医療室に運ばれ処置は受けたようだが、外部の病院に搬送されたが、東京電力の広報は詳細は掴めていないと、また、質問側の記者も要領を得ない質問が多く、東京会場での「おしどりマコ」氏が辛うじての質問だったが、少し違うのではないかと思った。
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会見動画(アーカイブ)
環境省のホームページには住民や労働者による酸素欠乏症の事例が載せてある。
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酸欠空気とは、酸素の濃度が一八パーセント未満である状態(通常、人間の呼吸する大気中の酸素の濃度は、約二一パーセントである。)にある空気をいう。
私も、柏崎刈羽原発でトレンチ内作業に従事していたが、入坑前には必ず、酸素濃度が測定されていたし、それ以外の現場作業においてピット内作業も行っていたが、必ず酸素濃度は測定していた。
例えば、現場作業で酸欠で死亡される人の多くは。マンホールなどに首を入れた状態で呼吸すれば、酸欠の空気を吸入することになり。結果的に死亡に至るケースもあり、要注意なのである。
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そのような企業が、酸素濃度の測定も無視したのかどうかが、考えるところだろう。