志賀原発は各、建屋の変動も考えられる。

 昨日、1月5日北陸電力が新しく公表した志賀原発のプレスリリースを見ると、油漏れもさらに増え2万リットルと朝日新聞も報道した。

  さらに、構内の地盤沈下やアスファルトの割れや段差、埋め立て箇所でのコンクリート割れや段差など大地震特有の現象を北陸電力は写真を交えて始めた。

https://www.rikuden.co.jp/press/attach/24010599.pdf


 下の図は原子力資料情報室の志賀原発敷地内の断層の画像だが、ズレはあるが、当てはまると考えられる。

 先だって書いた私のnote記事だが、廃棄物処理建屋のエキスパンションのカバー落下も考えるべきだろう。上の部分5mが残存し、下の部分15mが落下したにかかわらず、北陸電力はシール部分が健常を保っているので、問題無しとしているが、果たしてどうなのだろうか?

 下の図が規制員会が視察した時の一昨年の志賀原発の構内図だが、参考になるかも知れない。

 そして、問題なのは政治家や専門知識のある、人たちが志賀原発の視察に行かないことだ。マスコミもそうだが、一応に事業者側の発表だけに頼っているという事だ。つまり、第三者の目が無いという事だ。今朝もかなり大きい震度5という余震があった。
(つづく

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