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長生炭鉱問題と徴用工問題

 何回か取り上げていますが、山口県宇部市にあった「長生炭鉱」の調査が市民の手によって進められて、4月1日から韓国からも2名のダイバーの方が応援に来られてご遺骨発掘に向けて坑道内の調査が進められるそうです。そして、調査にも動じない日本政府に対して2月28日に日本政府と交渉にのぞまれるそうです。

 前回にも書きましたが、政府(厚労省)には、このような戦時中に韓国から動員され、亡くなられた方のご遺骨に関しての返還にかかわる予算は1000万円以上の予算はあるのですが、出さないし、調査にも動じません。
 つまり、その言い訳として、軍人では無く、民間人という理由からです。

 そのような言い訳が通用するとでも思われますか。韓国から訪れられたご遺族の方たちは、はっきりと「強制動員」「強制連行」と言われています。

彼らは海の中にいます。長生炭鉱日帝強占期日本海底炭鉱に強制動員された朝鮮人136人の有害発掘を免れた政府に代わって市民が
 (尚、韓国でも複数のメディアが取り上げています。)

 無謀にも太平洋戦争に突入した日本帝国はエネルギー不足のために、韓国や、沖縄から強制動員を行い、飯場に閉じ込め逃亡できないようにし、危険な坑道で強制労働させ、石炭を掘らせていたのです。

日本のTBSですら取り上げています。

 以下のリンク先に韓国から日本に動員され強制労働させられた記録がありますから、ご覧下さい。ちなみに北海道から沖縄まであります。中には慰安婦情報の事まで記されています。つまり、如何に非道な事を植民地や日本国内で行っていたかという事です。

https://ksyc.jp/sinsou-net/takeuti-kaisetu.pdf

https://ksyc.jp/sinsou-net/takeitu-itiran.pdf

 さらに言うと、現在においても現在でも政府が認めないというのは、嘗ての植民地支配を正当化したいのでしょう。何しろ、伊藤博文の肖像を千円札に刷り込むくらいですから。安重根があの世でも恨んでいるとおもいますよ。
 
 *コメント欄は下にありますので、ご批判ある方もどうぞ。

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