日本の全体主義はこうして始まるよ
日本の全体主義というのは子どもの頃からすり込まされるのです。例えば、あなたが卒業された小学校や中学校、高校、大学の校歌には「われら」という歌詞がありませんでしたか。しかも、その「われら」が続きませんでしたか。
(見本・自民党歌)
そして、まもなく夏休みですね。小学生の生徒さんや中学生の生徒さんは公園などに朝も早ようからラジオ体操に通い帳を持って行きませんか。
(ラジオ体操の見本)
これが、身体を鍛える夏休みの運動ですかね。運動というより、何かを連想しませんか。
そして、夏休みが終わり、新学期が始まるとランドセルを背負って通学が始まり、そして最初に「ラジオ体操」の通い帳を担任に見させて、欠印があれば理由を尋ねられて小言を言われませんか。
それから、秋がおとずれたら、学生服を着てセンセを前にして遠足に行きませんか。「遠足」という学校行事の始まりは軍隊の「行軍」なんですよ。リユックサックに弁当を入れて山に登って食うと美味いですね。
そもそも遠足のリュックサックも通学に利用するランドセルも軍隊が利用した「背嚢」の名残なんですよ。そして、学生服は兵隊服なんですね。小学生と中学生からの学生服は襟も違いましたね。お気づきですか。
戦争はこうして始まるのです。
「明日戦争が始まる」