PvPのFPSで使えるスピーカー環境を整えてみる
hey guys♪
と言う事で本格的なブログ記事としてまず。
技術的なチャレンジを書いて行こうと思います
現在私がボイロ動画編集と併用してるのは。
(少し前まで割いてる時間はこっちの方が多かったけど・・・)
ApexやR6Sのランクマに行けるようなスピーカー環境を作る事です
ことの経緯
私はちょっと事情があって密閉型ヘッドホンが使えなくてですね。
そこで私は今まで開放型を使っていたんですよ
(この違いはFPSに適した音にて説明します)
ただシャワー後すぐにゲームするとドライヤーで
乾かしたあとでもヘッドホンのクッションが湿りそうで気になるとか
あとゆかりさんとあかりちゃんの動画作ってると
あるあるだと思うんですけど音量調整とかの時にヘッドホンと
スピーカーはやっぱり音の感じ方違うんで
動画作ってるとどうしてもスピーカーになりがちなんですよね
それならいっそゲームと動画両方使えた方がって思った次第です
FPSに適した音
先に結論だけ書きますと、FPSに適した音は中域から中.低になります
低音の場合オーディオの世界では2桁のHzに
なりますがこの部分はあまり必要無いと考えます
まずFPSって言うとヘッドホンだったり
イヤホンだったりと大抵の場合スピーカーは不向きと言われてますね。
わかってます、これを読んでくれてる人も
このタイトルを持て目を?にしたことでしょう
まず、このFPSに適した音と言うのは好みがあります
私の場合ですけど、まず私はサラウンドでは無くステレオ派
そして低音に特化した密閉よりは開放型の方を最近は好んでます
(昔はサラウンド派でした)
ヘッドホンやスピーカーにはそれぞれ得意な音域と言うのがあります
例えば低音が得意なヘッドホンは大概の場合高音には鈍かったりと
逆もしかりです。これらは大抵1万ちょっとぐらい出せば
得意な部位が秀でてるだけで低音が酷いとかも無く。
割とそつなくこなすかと思います
ここの主な違いは本体の特徴と言う点もありますが
密閉型と開放型の構造的な部分も大きいです
FPSでよく使用される密閉型は低音に強く
開放型は鳴らした音をわざと音もれさせる事で高音に強くしています
ここまでだと低音が強いのでFPSで使用する場合
密閉型が有利そうに見えますが実際はもうちょっと複雑です
FPSの場合通常のオーディオと違いだされる音はゲーム制作者が意図した音を出力しているため足音や銃声はミックスされていたりするので。
つまる所、ゲームによって最適な音が微妙に違うんです
例えば現代のCoDは絶対に密閉型が有利です
いろいろあったCoD:VのあたりからCoDの音は少し毛色が変わり、
足音が物凄く拾えなくなってきました。
海外の掲示板とか評判を漁っていた所
とあるディスコードコミュニティによるとCoDの
足音は200Hz前後に固定されており。
この値に特化したヘッドホンじゃないと
聞き取りが難しいという話を目にしました
私が普段使用している開放型はゼンハイザーのHD660sと言う
ロケランで言うとRPG-7派生のような典型的な開放型です
この子では足音はあまり拾えないです
むしろ他の音に埋もれて素の状態だと縛りプレイみたくなります
私の手元にはマイク用に使用してるEPOSの密閉型GSP300があるのですが
(ゼンハイザーのゲーミング部門が独立した会社です)
この子の方が明らかにCoDでは使えます。
音の解像度等は低いですが少なくとも足音等はこの子の方が優れてます
(全くの余談ですがこのGSP300は高音部分がややシャリシャリしていまして。このおかげでサプレッサーの銃声が際立つという珍しい特徴を持ってます。値段も手頃なので初心者の方にはおすすめ)
逆にApexは開放型の方が絶対に強いです
これはCoDより広範囲の音を収集する方が
マップ理論を組み立てる方が有だと私が考えているからで
そもそも2桁Hzの低音に指向性はありませんし。
プレイヤーに鳴っている方向が
わかるように調整された音が再生されているため。
私は言われてるほどFPSに低音が必要だとは思っていません
(スピーカーの低音を担当するサブウーハーを地面に置くのはこれです)
CoDですら低い低い言われてる足音で200Hz前後で
ヘッドホンやスピーカー等で
基準となるのはラの音の400Hzだと聞いた事があります
つまり高音に特化させたヘッドホンを使用すると
音の指向性は密閉と比べて優れているため
Apexでは遠くの銃声がクッキリと聞けるようになります
バトロワのような広範囲を動き回るゲームの場合。
遠くの状況を掴むのはとても重要で
キルログには映らない段階で銃の種類.スナイパーの有無等が
わかるのはとてもアドバンテージになります
(例えばトリプルテイクかロングボウかわかるだけでも動き方に違いはありますし。発砲の頻度から何人が交戦してるかとか相手も撃ち返してるのかも把握できます。キルログに移らず敵が逃げたとしてもその芋ポイントにトリプルテイクがいると確信が持てればそれは非常に意味があります)
まとめると
近接戦は密閉型で、特徴としては低音が
よく鳴るため近くに敵がいる場合の定位に優れ。
広い空間で戦う場合は開放型の密閉以上の定位と指向性から
状況判断を有利にできるための情報を収集できるって言う感じです
ちなみに開放型でも一応近接戦はできますし
私はいつも開放型を使ってますが、馴れが必要です。
並行的な定位は良いんですけど上下の定位は少し癖が強く
人によっては気持ち悪いと思うかもですね(R6Sでは人を選びそうです)
サラウンドとスレテオ
次に説明するのは割とヘッドホンでも
議論されてると思うんですけど
サラウンドとステレオについてです
FPSの場合なんですけど正確には
FPSのサラウンドは全てステレオと言って過言じゃないです
(書いてて意味がわからなくなりそうな文章になってしまった)
サラウンドと言うのは正確には複数のスピーカーで音を鳴らす方法なので
厳密にはヘッドホンを使用した
サラウンドはバーチャル(仮想)サラウンドとなります
次いでFPSの話なんですけど。
FPSは複数のスピーカーをならせるサラウンドに
対応してる作品は非常に稀です(と言うか見た事ないですね)
そもそもFPSは作る側もヘッドホンを想定して音を作ってる感じなんで
ゲーム側でサラウンドにするための処理を
施してるのにアンプやアプリ側で再度サラウンドを
強化しても定位はそこまで変わらないって事なんですよね
例えるとモザイク処理されたエロ動画のモザイクを取り除くような物です
(現代だと新に上書きに書き込むみたいな方法で対処できそうだけど・・)
一応全部のDACやアプリが全く無意味かと言うとそれも違くてですね
例えばBFシリーズは常に設定項目にサラウンドがありますが
これは音の傾向がどっちよりかってだけなんで
サラウンドに設定してもステレオでは足音とかも鳴るにはなります
(足音が小さくなったりする事はありますが)
またDACやアプリにEQ(イコライザー)機能がある場合
そのゲーム特性にあったように音をチューニングして
銃声から耳を守るマイク付きの軍用イヤーマフや
補聴器のように特定の音域だけを強調できるという強みがあります
Xboxでは3DオーディオにDolby Atmosがありまして。
私のお気に入りのDTS:XよりEQ機能があるため人気が高いです
ただ私の場合EQは耳触りが変になるので、極力弄らないでいます
この辺は完全に好みですね。
DTS:Xがお気に入りなのはEQとか細かい設定の
必要が無くメーカーが丁度いい塩梅の
調整をしてくれていて、それが気にっていました
ただPvPにおいては完全なる趣向品の域ですね
スピーカーを選ぶにあたって
最終的に私は上記のような事情から
ステレオでかつ原音に忠実で、そして定位と音の分離を重視すれば
FPSのPvPでは十分に使えるのでは?と言う結論に至りました
そこでこれらの特徴を網羅してるのがDTMに使用されるモニタースピーカーと言うカテゴリーになるらしく。いろいろ探した結果見つけたのが
YAMAHA のHS5でした。もう片方迷ってたのは
IK MULTIMEDIA のiLoud Micro Monitorと言う奴なんですけど。
音の特徴がHS5の方が高音よりで好みだったためこちらを選択
恐らくIMMの方がCoDでは有利になると思います
ならなぜHS5にしたのは排莢した後の金属音とかが綺麗になるかなと
ガーランドのクリップが飛び出るピーンとか
凄い脳汁でそうだなと思いまして・・・
ただ双方比べると大体同じで大きく不利になるとかは無いと睨んでます
少し使用したらレビュー記事書くのも面白そうですね
ちなみに「モニター」とはその名の通り基準となる音を出しますので。
音楽鑑賞用には不向きとされます。
例えるならカプレーゼのモッツアレラとトマトとオリーブオイルを
別々に食すような物です、料理としては台無しも良いところでしょう
ですがDTMやFPSの場合、大事なのは音の
情報を掴む事なのでこういうのが良いんです
実際FPS向けのヘッドホンもモニター用は適した選択肢でして。
もしFPSをプレイするに当たってVCのマイクを別途用意したりと
マイクが必要無い場合はモニターヘッドホンにしておくと
マイク分のコストを別の所に割いてるヘッドホンは
決して悪い判断ではありません
ゲーム用ヘッドホンも割とブランド商品だったりしてまして
棒大会とかになると選手はスポンサーの密閉ヘッドセットを装着してますが
その実ヘッドセットの中では別のイヤホンを
使用してゲームの音を聞いたりする事もあるらしいです
(風の噂ですがディスコードの音声通話がPS5に実装される前の若い子達はスマホVCするのに似たような事してると聞いた事があるのである意味先取りですねw)
もちろん一概にDTS:Xのような物を否定したくはないです。
と言うか新作のDOOM: The Dark Agesは絶対DTS:Xを付けて
調味料盛り盛りの音でプレイした方が絶対楽しいのでそうします
私の場合まずPvP特化にしたあとにEQでやり繰りしようかなと思います
あともう一つ
FPSのようなゲームには精神論もある程度入って来ちゃうと思います
ようはDTS:Xのようなサラウンドで気分が上がって気持ちよく戦えるんなら無理してステレオにする必要もなと思いとも思います。
私自身音楽かけながらFPSするのが好きすぎて
Sound Blaster X5と言うDACをミキサーアンプとして使ってます。
(動画投稿用のキャプボに光デジタル音声分離機能付きを購入したのはこれのためです)
ここまでのまとめ
長い長い文章なので要点をまとめると
ステレオの環境でもPvPでは問題無く
低いと言っても低音の必要音域は特別低いCoDでも200Hz前後
この事を踏まえてスピーカーでも戦える環境を整えるのが目標です
スピーカー設置場所
スピーカーも決まっているので次に設置する算段ですね
これがとても大変でして、スピーカーに関してはずぶの素人なので
いろいろ調べるのに時間がかかりましたね
(編集時間は犠牲になった)
スピーカーには音が一番良く聞こえる最適な場所
リスニングポジションがあります。
ヘッドホンの場合両耳にスピーカーを固定するため
製品側がこのポジションを決めるだけで済みますが。
スピーカーは自分で置くためこのポジションを
部屋の環境と共に考えなければいけません
ただFPSガチ勢あるあるだと思うんですけどモニターまでの距離って
割と近かったりしてスピーカーがモニターに隠れちゃったりするんですよね
とくにスタジオモニターとかのDTMの場合
手前にMIDIキーボードを設置するため想定されてるモニターとの距離が遠く
(PCに接続する鍵盤みたいなデバイスです)
どうあがいても私の120×60cmのデスクには
通常の方法では置けそうにないです
そこで私の場合部屋が見事に狭いのでどうしようかと
悩んでたんですけど、デスクにクランプ等で取り付ける
モニターアームにスピーカーを取り付ければ行けるのでは?と閃きました
HS5には壁掛け等に使えるネジ穴が付いたHS5Iと言うモデルがありまして
これを購入して何かしらの金属プレートでモニターアームの
VESA規格に対応できないかと思いいろいろ探して行ったんですけど
これがかなり難航しまして、汎用ブランケットと言う
いろんなスピーカーに使える壁や天井に
固定するプレートは見つけたんですけど
肝心のVESA規格に合うものは見当たらずどうしようかと思っていました
そんな折、町工場で働いてる父にこの事を相談した所
素材の金属板さえあれば作れるとの事で甘える事にしました
実は検討してた片方のiLoud Micro Monitorではスピーカー本体の下にマイクスタンドに取り付けられる穴が開いてたんで。
これならデスクにマイクアーム的な物を
2つ設置するだけで済んだんですけどやっぱり
HS5の方に魅力を感じまして少し特殊な方法で取り付ける事にしました
ちなみに一番良いのはスピーカーのツイーターと
言う高音を出す部分を耳と同じ高さにする事なんですけど今回は
半分諦めてます、ですので予想としては斜め下方向に向ける感じですね
でももしかしたらアームの可動域を
生かして並行にワンちゃんできないですかね・・
父の力を借りる事にした後、プレートとして
加工するためのジュラルミン板をネットで探しまして。
【工具と金属材料の通販】コウイチロウ
ここでジュラルミン板の厚さ3m、200×150cmを4枚購入しました
父によるとこれにネジ穴を開けてL字型に加工
スピーカー両側面に空いてるネジ穴を利用して
アームに取り付けられるようにできるとの事です
最後に
はい、実は執筆時点ではまだこの加工待ちの段階なので
もう少し時間がかかる感じですね
ただ2月に入っていろいろ調べる時間とかが溶けて行ってたので
父のこれを待ってる間に動画制作に行って来ます
と言っても続きを書くにはある程度時間が
必要なのでもしかしたらKilling Floor3の動画の方が早いかもですねw
それではこれにて動画制作へ戻りますね (´・ω・)ノシ バイバーイ