ミリオンライブと過ごした1年間
それは、1年前のこと。
面白い動画を求めニコ動を彷徨ってた際、紆余曲折を経て辿り着いたある動画シリーズ。
動画のインパクトも然ることながら、MV自体の良さに気づいてしまったのが運の尽き。
ミリオンライブシアターデイズ(以下ミリシタ)の5周年イベントが開催されていた、アイドルの1人である二階堂千鶴に元々興味を抱いていた等々、いくつかの動機が後押しした結果、再びアイマスブランドへ触れることに。
そして今に至る。
今記事では、ミリシタを始めてからの1年間を記すことで、未来の自分が当時を懐かしむ場を設けたい。
以下、自語り注意。
最推しとの邂逅
前述した通り、ひょんなことからミリシタを始めるに至った筆者。
アイマス作品の例に漏れず、ミリシタもキャラゲーのため、まずは気になるアイドルをリストアップすることでモチベの上昇と維持を図ろうとした。
結果は開始時点では以下の通りとなる。
●二階堂千鶴
でこ出しロングの髪型が好きだった頃に琴線に触れたキャラクター。
●白石紬
インパクトのある物言いと、公式サイトに添えられた4コマの破壊力が決定打。
●馬場このみ
幼い外見ながら成人女性というギャップ、そして電車の吊り革に手が届かないRカードが気になった。
彼女のSSRが引けたために無料ガチャのリセマラを終了したほど。
しかし、この事前評価はさほど意味を成さない。
何故なら、この中に現在の最推しは存在しないからだ。
周年イベントもほどほどに、お気に入りを求めて譜面を叩いていた筆者へ突如として衝撃が走る。
edeNが好みの曲ということも相まって、北上麗花(フェス限)の顔と声の良さに惹かれるまでそう時間はかからなかった。加えて、こんなにも美人にも関わらず、普段の彼女は天真爛漫で自由なお姉さんときた。そのギャップは脳を破壊するには十分すぎた。
結果、最推しのポジションは北上麗花で揺るぎないものとなった。
ちなみにイチオシはBlack★Partyのイベントカードとその衣装であるワルプルギスナイトである。
北上麗花にはパンツスタイルが非常によく似合うので、もっと中性的な衣装を推してほしいところ。
閑話休題。
当時の周年を除く約2ヶ月間のイベント遍歴は、イーヴルナイフ→Everlasting→スペードのQ→KING of SPADE→ESPADAとなっている。
運営の目論見通り、見事に踊らされた。
初イベントでゼノビア可憐に性癖を破壊され。
スペQという異色極まりない曲が、ミリシタに触れて間もない人間に浴びせられ。
度重なる変化球から、王道に格好良いKING of SPADEとESPADAで盛り上がる。
結果的にこのイベント群が育さんの中性的な魅力への気づきや、後の推しである北沢志保と篠宮可憐への関心に繋がったため、SHADE OF SPADEが齎した影響は大きいと言わざるを得ないだろう。
ミリシタと迎える新年
SHADE OF SPADE以降は早かった。
北上麗花がメイン歌唱メンバーのイベントが開催されたり、
トリックオアトリートオアその他されたり、
誕生日を祝ってもらったり、
爆発物をもらったり
待望のサブスク解禁に歓喜していたら、あっという間に新年。
普段なら新年であろうと就寝するところを、ミリシタの生放送で2023年を迎える運びとなった。
39人版のGlow Mapや次イベであるDecidedの告知で盛り上がりには欠かなかったので、総じて良い年越しになったと思っている。
なお、その後SRとはいえ北上麗花のガチャに被弾し、阿鼻叫喚になったのは別の話。
SHSガチャに被弾
その後もミリオンライブ10周年を祝ったり、
チョコをもらったり、
無限にスクショできる新曲イベントを楽しんだり、特に波乱無く過ごせていた。
はずだった。
鬼畜要素、SHS(セカンドヘアスタイル)ガチャである。
推しの違う髪型を見たいのはオタクとして当然の欲求。
そこに立ち塞がる限定という壁。
当時はSHSに対応したセレチケが販売されておらず、ここで入手しなければポニテの北沢志保は解放されない。
しかし、天井分の石を消費してしまえば、北上麗花のSHSに備える石が無くなる。
葛藤の末に導き出された結論は───
はい。
天井せずに済んだのは幸いだったが、160連でSSRが3回しか出なかったのと、60連目で初SSR&PU確定演出から我那覇くんがすり抜けたのは、シンプルに精神ダメージが大きかった。
とはいえ、結果的にはポニーテール姿の北沢志保を眺められるようになったので、気分は存外悪くなかった。
課金の始まり
波乱のSHSガチャから間もなく、ミリオンライブのリアルライブが開催された。
参加はしなかったが、耳寄りな情報があった。
過去に販売されたという、ユニット曲のソロverを収録したソロコレクションの再販が行われるというのだ。
さらに、新たに販売されるソロコレには北上麗花のラクリマ、北沢志保のスペQ、ゼノビア可憐のイーヴルナイフが収録されており、この魅力的なラインナップを見逃す手は無かった。
整理券は持っていなかったが、早めに並んだお陰で無事入手。
その後は特にやることが無かったため、会場周りを散策しつつコラボ店のソフマップに寄り、帰路に着いた。
イベント前の熱気に溢れる空間を眺めていたら、自分と同じコンテンツを好きな人間が実在することに感動を覚えると同時に、語り合える仲間がいることが羨ましかった。
これが実質初の課金となった。
この出来事を皮切りに、ミリオンライブへの散財は加速する。
まず、北上麗花の誕生日ガチャ。
セレチケの購入を怠っていたので、彼女のSSRを1枚しか持っていなかった。
そして、逃してしまったミリクロ等のSRカードを入手するチャンスでもあった。
回さない理由は無い。
以上が新規一覧である。
目当てのSRは手に入らず、SSRも最低保証のみ。
Welcomeセレチケで泣く泣く見送ったサンタ衣装が出たことだけが救い。
諭吉1枚を授業料として、誕生日ガチャは沼という事実を知り、購入するとしても誕生日セットに留めるべきという教訓を胸に刻んだのであった。
次に、コミックやCDに手を伸ばした。
購入したコミックはゲッサン版。全5巻と手が出しやすいこと、推しが2人も所属するユニットの出番が見込まれてることが決め手になった。
CDの方はEScapeとTRICK&TREAT。単純にいずれのアルバムも曲が好きで、推しが登場してるというだけの安易な理由である。
これらに満足はしているが、今後別シリーズを追っていくかは微妙。
想像以上に派生作品が多く、全てを追っていたら金が幾らあっても足りない。
アステリズムは育さんや桃子先輩がメインなので購入圏内。
最後に、ようやく販売されたSHSセレチケ。
交換したのはもちろん北上麗花。
しかし、実のところ魅力的なカードが目移りして使用期限ギリギリまで悩んでいた。
北沢志保のSHSはイラストの美麗さも相まって、ポニテ×浴衣のうなじ露出コンボが強烈。
篠宮可憐は覚醒前のイラストが可愛らしく、レースクイーン衣装がポニテと非常にマッチしている。
育さんのSHSはシンプルに髪型が好きときた。
今回の選択に後悔は無いが、これらのカードも欲しいので、定期的にSHSセレチケを販売してほしいところである。
あとがき
ここまで大まかにミリオンライブに触れてからの1年間を振り返ってきた。
正直、5周年イベントが終了したら自然消滅する程度の思い入れしか湧かないと思っていたので、1年間も継続していることに驚いている。
これはサブスク解禁の影響も大きいだろう。
ミリシタ未実装の良曲は多く、コンテンツを楽しむにあたって貢献してくれた。
また、ミリシタのイベントも衣装取得目当てであれば、オートライブパスを使用し片手間で済むのが良い。とはいえ、流石に5人イベ連続は怠いのでやめてほしい。
称号や衣装のアナザー狙いでもない限り、他人と競い合う要素が無いのが気楽だ。
以前プレイしていたデレステと比較すると、モデルのクオリティは落ちるものの、コミュやホーム画面でも3Dモデルが使われており、アイドルの日常によりフォーカスしてる印象を受ける。
また、個人的に52人というアイドルの人数が丁度良い。
キャラの名前もギリギリ覚えきれる範疇で、偏らなければ供給が少なすぎず多すぎない。
ここまで述べた通り、ミリオンライブは自分にとって居心地の良いコンテンツだ。
今後も色々な方面から応援して楽しんでいきたい。
まずは6周年イベントを走りつつ、リアルライブact2の現地参加に備えていくことにする。
声優本人には興味が無い人間ではあるが、実際に体験せずに楽しめないと決めつけるのは早計。
そこで、覚悟を決めて飛び込んでみることにした。
しかし、楽しめることに期待する反面、不安はある。
ライブ自体が自分に合わないならそれは良いが、周囲のせいで楽しめなかった、となるのが一番困る。
近くに過激派のオタクがいないことを祈るばかりだ。
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