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お悔やみの言葉 in アメリカ

私が流産した際に頂いたお悔やみの言葉の数々。今までそういったメッセージは送る側ばかりでしたが、今回は初めて受け取る側となりました。実際に頂いた英語でのメッセージをここにまとめてみました。

"I'm sorry for your loss."
「あなたの喪失を心苦しく思います。」
"My condolences to you."
「お悔やみ申し上げます。」


この二つは無難なフレーズ(直訳)で、私が働いているオフィスでも、誰かの親族が亡くなった時に送るメッセージカードには、このフレーズが沢山書かれています。どんな国籍、人種、文化、宗教をバックグラウンドに持つ人にでも使えるフレーズです。

"God has a plan."  
「神様には計画があるのよ。」


アメリカは言わずと知れた他民族、他宗教国家ですが、やはり一番多いのはキリスト教を信仰している人。その方達からは、このようなメッセージをいただきました。私はあまりキリスト教に馴染みのない環境で育ったので、計画とはなんぞや?こんな悲しい計画を立てないでくれよ…と思うのですが、日本でもよく聞く「乗り越えられる試練だから与えられた」という感覚に近いのかなと思います。

"Praying for you and your family." 
「あなたとご家族のために祈っています。」


このフレーズもcondolence(追悼)の場面でよく聞きます。シンプルに、困難が立ちはだかった時は祈りを捧げるということですね。日本でも神社などで願掛けをしたりする文化があるし、形式や言葉が違っても、人間の精神は同じような所へ辿り着くのだなぁと感慨深いです。

”God must have really wanted him!" 
「神様がそんなに欲しがるなんて!」

直訳すると何だか意味が分かりづらいこのフレーズ。キリスト教では肉体が死ぬと魂は神のもとへ還ると信じられているそうで、「若くして亡くなる=神様の元へ早く帰ってきてほしいほど愛されている」という解釈になるようです。私はこの言葉を思い返すと、いまだに涙が出るくらい、悲しいのか感動しているのかよく分からない、とても複雑な気持ちになります。そうか、そんなにも神様に愛されてたのか息子は…と考えると、泣きながらでもちょっとだけ笑顔になれる、そんな不思議なメッセージです。

番外編
"I will curse God for you!" 
「あなたのためなら神を呪ってやる!」


これは私ではなく、夫が部下から頂いた驚きのメッセージです。この方は生まれも育ちもインドで、おそらくキリスト教徒ではないと思われるのですが、なぜあなたのような良い人にこんな不幸が訪れるのかと、涙ながらに会話の中でこう言われたそうです。とっても気の強い頼りになる女性だそうで、彼女の名前はインドの言葉では”戦士”を意味するらしいです。まさに与えられた名前を体現しているような彼女を想像して、笑ってしまいました。

どんなに辛い経験からでも何か、少しでも学べることや、新しい発見があるはず。いつもそれを頭の片隅に置いて、でも無理はしないで。いつかポジティブな方向に進めていることに気づけたら、それでいいんだと思う。メッセージをくれたみんな、ありがとう!

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