三連休と野焼き
三連休
三連休皆さんいかがお過ごしだったでしょうか?
私は初日は庭の草むしりなどしたり片付けと掃除したりしつつ、2日目は奥さんとお出かけ、3日目はゆっくりするという夢のような三連休でした。
転職前のここ数ヶ月は出張が以上に多かったので、まるまる休めたのは本当に久しぶりだったと思います。大事ですね〜、休み。
今日はそんなお出かけ2日目の出来事です。
はじまりは変な匂い
2日目はお昼前から木更津を超えて鋸山の方まで遠征開始をしました。目的地はばんやという漁業組合が営む美味しいお魚や料理屋さんです。
高速に乗ってしばらくすると何やら変な匂いが。
ちょうど11月にしては暑く、暑いけどクーラーってほどじゃないなぁ、ってな具合だったので窓を空けていたのでグンッといきなり鼻につく匂いが漂ってきたわけです。
その匂いは焦げた匂いと呼ぶには上品で、燻製の匂いと呼ぶにはツンとキツめの匂いを孕んだものでした。
藁焼きのような、でもマイルドさや香ばしさがない。そんなイメージです。
なんだ、なんだと奥さんと答えがでないまま進んでいくと、答えが自ら現れてくれたわけです。
野焼き日和?
三連休の中日だからか、単にシーズンが重なっているからか、その日は結局5回ほど野焼きを見ることになりました。
なかなかの数です。車で走っていて、1時間に1回は野焼きに出くわすくらいのものです。
そうまで出くわすと、気になってくるわけです。
野焼きって何のためにやってるんだ、と。
っていうか野焼きってしていいのか、と。
野焼きは法律違反だが、、
じゃあなんで農業系だと、野焼きするのかってのは色々な理由があるらしいです。
邪魔な枯れ草の処理とか、土壌のpHバランスを保って豊かにするためだとか。何にせよ、そこには野焼きの蓋然性があるわけですね。
そう考えるともしかしたら多くの方がこの三連休で野焼きしたのもそこには農業的なタクティクスや、理由があるのかな、と勘ぐってみたり。
もしくは三連休は近隣お出かけするから今のうちにやっちまおう、精神なのかもしれない。
はたまた農業的なルーティンでだいたいこの時期になるのは必然なのかもしれない。(つまり大した理由はないかもしれない)
いや、実はあの地域は野焼きタイミングを定めていて、みんなそれに従っているのかもしれない。
そもそもあの中の一つは野焼きなんかじゃなくって亡き友に捧げる篝火かもしれない。
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない
この精神はとても大切にしてるもので、誰かにとっては小事でも、他の人にとっては大事かもしれない。その行動の背景には、何があるのだろう。と正解はわからなくとも挑んでみることが大切だと思っています。そして、それ自体を楽しんでみること。あれかもな、いや、これかもな、と。
これはまさにヨシタケシンスケさんの『りんごかもしれない』の精神ですね。
そんなことを楽しめるのも、今が充実している証拠かもしれません、と、三連休での出来事と合わせて野焼きの裏側に思いを馳せてみました。
アディオスかもしれない!