風の形を見るのが好きで
芒野原から出られない
私より先に泣いちゃう君がすき
虹が出てるよって手を繋ぐ
人間に疲れた時は棄権して
雨の神社で透けるのが好き
最近の私は地に足ついちゃって
バランスとるため床で寝ている
赤い毬模様の傘差して
青鋼の空を持ち上げに来たよ!
脈拍数まで自由律かよって笑う
その顔が神様に見えちゃった
暗くて涼しい秋の夜長だ!
このまま失踪しちゃおうか
どうしよう愛に器用な貴方がこわい
いつかお祓いされちゃいそうで
命綱が重すぎて飛べない
わたしの羽が小さいからかな
わたし必ず妖怪になる
貴方が天国に行こうとも