その後のヴィーンヌィツャ事変-10 国王達のライフスタイルを回顧するカーゾン卿/簡略な会話にするChatGPT
・原案 白黒乃犬が書いてます
カーゾン卿はシロネコへ話します「先帝は朝は4時に起きて、すぐに準備体操をして小銃を担いでジョギングを行い、シャワーを浴び、質素な黒パンに岩塩シチューとコーヒーの朝食後にすぐに政務へ取りかかるのです。各省の局長以上は朝7時には先帝からの電話による呼び出しに応じ、国王の執務室に行き説明をします。驚くことにあなたのお父様の国王も、そしてあなたの祖父の先帝も自ら電話をするのです。多くの王制国家で国王が自ら電話をするというのはまずは考えられないのですが、国王執務室はまるでマンハッタン自由国の首相執務室のように数台の電話機が置かれ、効率よく政務を進めるように設えていたんです。先帝は国王の執務室を連隊前線指揮所と呼んでいましたが、確かに折りたたみのベッドが置いてあり、すぐに休み、すぐに事態へ対応出来るようになっていたのです」とシロネコの父出会った国王とその国王の父である先代の国王であり、崩御後は先帝と呼ばれていた先代の国王から始まった『王とは国民へ一番奉仕する公僕』という執務の様子が細かく語られる会話形式の物語
・展開 ChatGPTが生成
カーゾン卿: 「先帝は朝は4時に起きて、すぐに準備体操をして小銃を担いでジョギングを行い、シャワーを浴び、質素な黒パンに岩塩シチューとコーヒーの朝食後にすぐに政務へ取りかかるのです。各省の局長以上は朝7時には先帝からの電話による呼び出しに応じ、国王の執務室に行き説明をします。驚くことにあなたのお父様の国王も、そしてあなたの祖父の先帝も自ら電話をするのです。多くの王制国家で国王が自ら電話をするというのはまずは考えられないのですが、国王執務室はまるでマンハッタン自由国の首相執務室のように数台の電話機が置かれ、効率よく政務を進めるように設えていたんです。先帝は国王の執務室を連隊前線指揮所と呼んでいましたが、確かに折りたたみのベッドが置いてあり、すぐに休み、すぐに事態へ対応出来るようになっていたのです」
シロネコ: 「それは驚くべき勤勉さですね。先帝は本当に国家への奉仕に一生懸命だったのですね。」
カーゾン卿: 「その通りです。先帝の姿勢は多くの人々に感銘を与えました。彼の人格と行動が、国王としてのあり方を模範とするべきものとして広く認識されました。」
・評価 白黒乃犬が書いてます
まあまあの会話っぽい物語にはしていますが・・・大問題はシロネコが「それは驚くべき勤勉さですね」って第3者のように話させているところです。
シロネコは王位継承権のない皇女の三女とは言え、王宮住まいであり、先帝の執務態度とそれを継承した国王(シロネコの父)の執務様態を知っているのでなんだか間抜けな話しです。
そこもあって、トータルとしてまとまりは良いのですが70点B評価とします。
・追記 白黒乃犬が書いてます
先帝と退位した国王の執務態度はフランツ・ヨーゼフ帝の精励恪勤振りを借りています。
ヨーゼフ大帝は質素、誠実、精励を実践しており唯一の趣味は切手収集という方です。
確か、側近が「高い切手を買った者がいるようで・・・あのような紙切れに」と言ったところ「それは私だよ(笑)」ということや、兵営で使用するベッドに軍隊毛布での生活という徹底ぶりです。
シロネコがマンハッタン自由国亡命直後に亡命者アパートで軍隊毛布二枚、床に段ボールを敷いてその上に一枚毛布を敷き、そしてもう一枚の毛布を被って寝る生活で平然としていたのは祖父と父の簡素な生活振りを知っていたためかと思います。
この亡命者アパート生活では白黒乃犬があとからチェダー公国から解放されてマンハッタン自由国へと亡命してきたときに粗大ゴミ置き場から大きなマットッレスを担いでアパートに持ち込んで少し寝床らしく(猫の巣)してそのマットレスにシーツ代わりの古いテーブルクロスを敷き、毛布を被って寝る生活をしています。
食器は飯盒で済まし、粗大ゴミ捨て場にあった古い青いトランジスタラジオを白黒乃犬が修理して情報を得ています。
白黒乃犬はSovietの赤軍大学校での教育でラジオを送信機に改造することを学んでいるので聞こえるように修理するなんてのは簡単なことです。
亡命者アパート時代に白黒乃犬はマンハッタン自由国に入国すると翌日すぐに公共職業斡旋局に行き、補助交通警官に就職をしています。
フランツ・ヨーゼフ大帝はタイプライターや電話へ関心を示さず、すべて手紙や直接関係者に会うことで執務していましたが、ドナウ王制国の先帝及び国王はそこまで極端では無く、「首相執務室のように数台の電話機が置かれ、効率よく政務を進めるよう」としてあり、国王自身で各省庁の局長以上と直接話しをするようにしています。
おそらく王宮の電話交換機システムで一番稼動していたのは国王執務室からの発信のところでしょう。
しかし、ドナウ王制国の高級官僚は文官も武官も無く払暁から仕事へ取りかかることが求められ、大変であったに違いありませんね、何しろ国王が執務室を「前線指揮所」と呼んで日の出と共に活動するわけですから、常在戦場ですね。
ところで方面軍などの大規模な軍集団へ国王は直通で電話をしたのだろうか?はこの物語に出てきません。
ただ、軍人としての教育を男系王族は受けるので、直接の指揮権を持たない王から電話することで指揮命令系統を混乱させることのリスクを学ぶので、軍の中央である省部と参謀本部のトップからの報告を待つという執務であったとおもいます。
written by白黒乃犬
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