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その後のヴィーンヌィツャ事変-1 カーゾン卿の回想/設定を無視した言葉づかいをさせるChatGPT

・原案 白黒乃犬が書いてます

カーゾン卿は少し懐かしそうに「しかしキミ、白黒乃犬君、マンハッタン自由国はお行儀が良いな、酒類に高額な税金をかける以外は、軍人も政府の命令以外で無茶な謀略戦争はこの20年はしてないし、文民統制が軍に対して成立してるし、ドナウ王制国だと金持ち貴族は群雄割拠の小国王気取りで『余は永遠のルネサンス人なり』と文芸学芸にカネを惜しまずだすが、欲しい他国の領土を謀略戦で奪ったり、政敵に刺客を送ったりと・・・ま、黒海沿岸諸王国は一事が万事近世のような力・政治・贈収賄とで動いていたがね・・・まあ、マンハッタン自由国は私からみると超がつく近代国家だな、良い面もあるがルネサンス的悪が足りんな」と言い、白黒乃犬は「黒手組のようなエレガンスな短刀一つで政敵を倒すというルネサンス時代のようなところはまったくマンハッタン自由国にはありませんね、一事が万事、すべてを選挙と政党と官僚が路面電車のダイヤグラムのように運行する国ですね」と応え、シロネコは「王宮内でも近衛兵が黒手組を兼ねていることに王も王妃も『若い者は威勢がいいね』で済ましていて、マンハッタン自由国で言えば市会議長がギャングの頭目を兼ねるようなもので、とてもこの国に住んでいると考えられないこと、すべてが法と秩序と少しの贈収賄で動く機械仕掛けの国家がマンハッタン自由国ですわ」と応える会話

:前回で「ヴィーンヌィツャ事変」そのものの話しは終わり、ヴィーンヌィツャ事変及びヴィーンヌィツャ地方など幅広い話しがこのあと続きます。

・展開 ChatGPTが生成

カーゾン卿: 「しかしキミ、白黒乃犬君、マンハッタン自由国はお行儀が良いな。酒類に高額な税金をかける以外は、軍人も政府の命令以外で無茶な謀略戦争はこの20年はしてないし、文民統制が軍に対して成立してるし。」

白黒乃犬: 「そうだな、カーゾン卿。確かにマンハッタン自由国は比較的穏やかな国だ。ドナウ王制国だと金持ち貴族たちは小国王のようにふるまい、欲しい領土を謀略戦で奪ったり、政敵に刺客を送ったりしていたけど、こちらは違うな。」

カーゾン卿: 「ま、黒海沿岸諸王国は一事が万事、近世のような力・政治・贈収賄で動いていたがな。それにしても、マンハッタン自由国は私からみると超がつく近代国家だな。良い面もあるが、ルネサンス的悪が足りんな。」

白黒乃犬: 「たしかに、黒手組のようなエレガンスな短刀で政敵を倒すというルネサンス時代のような手法は、こちらにはまったく存在しない。一事が万事、すべてが選挙と政党と官僚が路面電車のダイヤグラムのように運行する国だ。」

シロネコ: 「王宮内でも近衛兵が黒手組を兼ねているというのに、王も王妃も『若い者は威勢がいいね』と軽く流してしまう。マンハッタン自由国で言えば、市会議長がギャングの頭目を兼ねるようなものだわ。すべてが法と秩序と少しの贈収賄で動く、機械仕掛けのような国家なのよ。」

・評価 白黒乃犬が書いてます

 先ず一番問題は白黒乃犬がカーゾン卿へ「そうだな、カーゾン卿。」という返答ですがこれはヒドイ、まったく以て酷い、というのもカーゾン卿は公爵であり、シロネコの父であるドナウ王制国国王の重臣でもあり、王族のインナーサークルに属し、国王や王族一族に公的・私的な提言を出来る立場にあり、痩せた地味の領土しかない男爵家長男の白黒乃犬とは天と地ほどの階級差が貴族間とはいえあります。
 また、白黒乃犬の語尾がカーゾン卿へわりとぞんざいに「ダイヤグラムのように運行する国だ。」というのもChatGPTへ背景情報としてPythonで設定したものと大きくズレがあります。
 話の展開は原案に沿ってはいますが、語尾、話し方は物語の中で重要な役割がありますので、今回は65点C評価とします。

・追記 白黒乃犬が書いてます

 評価にも書きましたが、カーゾン卿と白黒乃犬は同じ貴族と言っても爵位に大きな差があり、カーゾン卿は公爵、爵位で言えばトップで次は侯爵、伯爵、子爵、男爵という世襲貴族、準男爵という一代限りのものとがあり、白黒乃犬は世襲貴族号でも男爵と一番下の爵位です。
 また、官位にも大きな差があり、カーゾン卿は外務大臣、大使と非常に高い官位である親任官という地位にあり、白黒乃犬はドナウ王制国王立大学准教授という高等官ではあっても奏任官四等でしかありません。
 カーゾン卿は「閣下」とどこの国でも組織でも呼ばれる高位官の貴族ですが、白黒乃犬は高等官一等から六等までの下から三番目で、これは同時に白黒乃犬は予備役少佐で、それも奏任官四等ということからも「偉くは無い」高等官でしかありません。
 ただ、白黒乃犬も国王から直接辞令を押し頂くくらいの地位でもありますすし、三ヶ月植民地戦争での武功による金十字勲章も叙勲時に国王から直接首からかけてもらっています。
 シロネコは王位継承権の無い皇女の三女なので、結婚した相手の爵位によって呼び方が変わりますので、おそらく男爵夫人となったはずです。
 だから長姉のプーゴがシロネコの結婚相手は最低でも子爵とこだわったわけです。
 そして、今回からの「その後のヴィーンヌィツャ事変」ではヴィーンヌィツャ事変にまつわるドナウ王制国やその他の国のこと、ヴィーンヌィツャ地方そのもののことなどが書かれていきます。
 マンハッタン自由国には「ルネサンス的悪が足りんな」などと、保守系高級紙社主が語るというのも、やはり王制国時代へのノスタルジーが為せるわざといえましょうか。
 また、手際の良い暗殺組織「黒手組」を国王も王妃も是認して「若い者は威勢がいいね」などと、荒木貞夫陸軍大将、真崎甚三郎陸軍大将のような調子であったこともドナウ王制国が共産革命であっさり崩壊をしてしまったのかもしれません。
 いずれにせよ帝国主義時代の国家というのは随分と乱暴なものであることは各国とも似たようなものです。
 シロネコはここでも明敏さを発揮し、マンハッタン自由国が「少しの贈収賄で動く」などとタマニーホール の歴史を踏まえ核心をついた発言をしており、この辺りはリアルのシロネコと同じです。 written by白黒乃犬

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