ロピ子により詩文が書かれたカーテンを巡る会話/半分しか生成しないChatGPT
・原案 白黒乃犬が書いてます
シロネコはロピ子が使う寝室の窓に掛けられたライム色のカーテンに下手くそなギリシャ文字でΗ Puck είναι υπέροχη.(Puckは偉大なり)と書き込んであるのに気がつき、半地下の書斎から一階へと上がってきた白黒乃犬へシロネコは「ロピ子がカーテンに『Η Puck είναι υπέροχη.』とかなんとか書き込んでいるわ」と言うと、白黒乃犬は可笑しそうに、「ああ、だからマイヤー百科事典のシェークスピアの項目が広げられて書架の空いた部分においてあったんだ、Puckはシェークスピアの戯曲に出てくる詩歌の妖精だからなあ」というと、シロネコは「それじゃ次にロピ子は壁にでもアントン・チェーホフの『Ήπια αρκετά για να κάνω τη Ρωσία περήφανη για μένα!(私は、ロシアが私を誇りに思うほど飲んだよ!)』などと書くかもしれませんねと言うと白黒乃犬は大陸風な笑い声をあげる会話形式の物語
・展開‐1 ChatGPTが生成
白黒乃犬:おや、シロネコ。何か気になることでもあるのかい?
シロネコ:うん、ロピ子が寝室のカーテンにギリシャ文字で何か書いてたのよ。
白黒乃犬:へえ、それはなんて書いてあったんだい?
シロネコ:「Η Puck είναι υπέροχη.」って。
白黒乃犬:ふむ、それは面白いな。Puckは偉大なり、か。
シロネコ:ええ、でもなんでそんなことを書いてるんだろう?
白黒乃犬:それはね、シェークスピアの戯曲に出てくる詩歌の妖精、Puckに関係してるんだ。彼は物語の中でいろんな騒動を巻き起こす存在さ。
シロネコ:なるほど、でもロピ子がなぜそれを書いたのかしら。
白黒乃犬:まあ、それは彼女の心のなかにある理由があるんじゃないかな。それにしても、面白い選択だ。
シロネコ:次は何を書くのかしら。もしかしたらアントン・チェーホフのセリフとか?
白黒乃犬:(笑いながら)それは楽しみだね。きっとまた面白いことになるだろう。
シロネコ:そうね、ロピ子の行動はいつも楽しいわ。
白黒乃犬:そうだね、彼女の創造力と好奇心は本当に素晴らしい。
・展開がいま一つなのでChatGPTへ「解説」を指示
この物語は、シロネコがロピ子が寝室のカーテンにギリシャ文字で「Puckは偉大なり」と書いていることに気付き、それがどういう意味なのかを白黒乃犬との会話を通じて明らかにしていくものです。
面白い点はいくつかあります:
キャラクターの興味深い発見: シロネコがロピ子の行動に気付き、その意味を解明しようとする過程が興味深いです。彼女がギリシャ文字で「Puckは偉大なり」と書いている理由は何か、読者も一緒に考えさせられます。
文学的な引用: 白黒乃犬がシェークスピアの「Puck」に言及し、それがなぜ関連しているのかを説明します。さらに、シロネコがアントン・チェーホフの作品からの引用も挙げています。
ユーモアとキャラクターの関係: キャラクターたちの会話はユーモラスでありながら、彼らの関係性や個性も表現されています。白黒乃犬の大陸風な笑い声や、シロネコとロピ子の独特な行動は、彼らの性格をより深く浮かび上がらせます。
読者の想像力を掻き立てる: 物語は意味深なメッセージを含んでおり、読者にその意味を考えさせる余地を与えます。なぜロピ子はそのような言葉を選んだのか、その背景や理由について読者は想像を膨らませることができます。
これらの要素が組み合わさって、楽しくて興味深い会話形式の物語を作り上げています。
・評価 白黒乃犬が書いてます
前半のロピ子がPuckのことをカーテンに書き込んだ部分は会話体として成り立っていますが、「白黒乃犬は可笑しそうに、「ああ、だからマイヤー百科事典のシェークスピアの項目が広げられて書架の空いた部分においてあったんだ」のような些末ながらも物語としてもしくは会話体としてさらに面白味のあるところが省略されています。
後半の「Ήπια αρκετά για να κάνω τη Ρωσία περήφανη για μένα!(私は、ロシアが私を誇りに思うほど飲んだよ!)」というチェーホフの人生を楽しみ、彼自身のPuck性を滲みだした部分も省略されています。
そのため、今回は60点C評価とします。
・追記 白黒乃犬が書いてます
この物語はシェークスピアのユーモラスな部分を百科事典を読むことで4歳のロピ子が気づき、それをちょうど眠っている間に現れる妖精にかけてカーテンへクネクネとギリシア語辞典を活用して書き込んでいることと、シロネコがPuckについて白黒乃犬から説明され、シロネコの中にある黒海の避暑地にふさわしいチェーホフの台詞を言うというこのNoteで書かれている一連の物語を反映したものとなっています。
しかし、どうも生成文が幼稚な感が否めません。
それと白黒乃犬の「大陸風な笑い方」というのは過去にもなんどか取り入れていますが、生成しにくいのかバッサリと切られています。
筆者である現世を生きる白黒乃犬は、この大陸風の笑い方というのは腹の底から『ロピ子でかしたり』という隠喩を含んだ大笑なわけなのですが、そこまで複雑なるものはAI時代に不向きなのかのかもしれません。
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